ソリューション
更なる合理化と生産性の向上。計画と実行状況を踏まえた適格な投資判断。
新たにニーズに素早く対応するための開発プロセスの革新。
高まる品質要求や環境規制・法令に追従できるものづくり環境の強化。
化学・素材業界は、顧客産業の進化や高まる環境規制など、常に市場に対して高い機動力が求められます。グローバル競争環境が変化し、戦略的な事業ポートフォリオの再編がものづくり現場にも迫られる中、ヒト・モノ・カネの投資判断をスピーディかつ正確に実行する組織能力が問われます。また、マテリアルズ・インフォマティクスやIoTなどのデジタル技術を活用し、多様な顧客要求に対していち早く付加価値の高い製品を市場投入するための革新的な開発プロセスが企業優位性を高めるための重要ファクターとなります。
戦略的なものづくりを進めるためには、各テーマ予算状況をリアルタイムで把握することが重要です。非効率的なエクセルでの管理から脱却し、各部門からの予実データをすばやく集約することで、定量的な評価や開発テーマの実行是非を正しく判断することができます。
新製品開発や既存品改良を効果的に行うには研究開発テーマに付随する実験詳細情報を体系的に管理することが重要です。過去の実験・処方・規格情報を属人化せず、技術資産として組織的に共有することで、試行錯誤の時間が減り開発スピードが向上します。
多数の研究開発テーマや創出アイデアから、最終的に合理的な事業化・商品化に至るまでにはステージゲート法が有効です。玉石混合のテーマに対して、適切な評価の場(ゲート)の中で戦略の継続・中止・変更を即座に決定することが競争力強化につながります。過去中止になったテーマの情報も技術資産として残すことでダブリ開発を防止します。
環境変化は品質保証業務の複雑化と拡大を加速させています。デジタル化は、不適合発生~初動処置~原因調査~是正処置までの業務負荷を強力に低減します。また、その過程で蓄積された不適合情報を上流工程にフィードバックして次世代製品に活かすことが製品力強化につながります。
規制改訂や法令施行にタイムリーに追従するためには、含有化学物質などの製品規格をデータベース化することが有効です。人的ミスや改ざんを防止し、コンプライアンスを強化するとともに、煩雑な法規管理の省力化が図れます。また、顧客からのSDS提供要請などにも効率的に対応します。
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