オンデマンドセミナー会場
ダイキンCGユーザー限定いまさら聞けないPBRの質感設定
- 一般公開期間:2021年1月29日(金)11:00~2月12日(金)15:00【無料:申し込み制】
一般公開は終了しました。
セミナー内容
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Part1
本セミナーはPart1のみの構成です。(約30分)- PBR時代になり変化した質感設定に関して、パラメータを中心に解説します。
- PBRマテリアル設定のワークフロー例やテクニックも紹介しています。
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ガンマワークフローから変化した項目を中心に、できるだけ簡単に機能を説明。
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3D制作に携わり、よくわからないパラメータがある方や、3Dデザイナーをしているが、いまさら聞きにくい初歩的なことを、改めて簡単に知りたいという方向け。
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CGデサイナー向け書籍も著されている、株式会社BACKBONEWORKS 飯島様がご講演。
2020年10月に配信した「いまさら聞けないPBRの光と色」の続編となるオンデマンドセミナーです。
PBR時代になり変化した質感設定に関して、パラメータ名を中心に解説します。
PBRでは、これまで使用されてきたDiffuseやSpecular等のパラメータは使用されなくなり、MetalnessやRoughnessといった、実際の物理特性に基づいたパラメータが使用されます。これらのPBR特有のパラメータの解説、およびPBRマテリアル設定のワークフロー例やテクニックも紹介しています。
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視界と画像の違い
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簡単なワークフロー
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質感とは
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影について
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これまでのシェーディング
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最近あまり聞かないマテリアル項目
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これだけ覚えればとりあえずOKなPBRの質感項目
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ついでに確認しておきたい、呼び方が変化する項目やその他機能
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エナジーコンサベーションとは何か
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マテリアルワークフロー例
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マテリアルテクニック
【アジェンダ】
◆ 使用ソフトウェア
Autodesk Maya、Adobe Substance Painter、Marmoset Toolbag、Affinity Photo、Realistic Paint Studio
Profile
株式会社BACKBONEWORKS
代表
飯島 貴志 氏
1973年福島県に生まれる。NHKの特別番組「驚異の小宇宙・人体」を見て、コンピュータグラフィクス表現に感激し、3DCGIの道に進むことを決意する。
東海大学を出て、「驚異の小宇宙・人体」を制作した株式会社シャドウエンターティンメントに入社。
同社にて6年間CG映像制作全般に携わる。退社後フリーアートディレクターを経て、株式会社BACKBONEWORKSを設立、代表を務める。
株式会社BACKBONEWORKS様 講演セミナー
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- セミナー
- ダイキンCGユーザー限定
いまこそ聞きたいMayaの基本機能 第四弾
ご好評いただきました、「いまこそ聞きたいMayaの基本機能」の第四弾となります。今回は、ジョイント作成やスキンバインド、ウェイト編集などのキャラクター向けの基本機能およびnClothを用いたクロスシミュレーションもご紹介しています。良く知られているツールながらも、普段はあまり使用されないオプションもあると思います。日頃、Mayaをお使いの方も改めて見直してみてはいかがでしょうか。意外な便利機能が見つかるかもしれません。【使用ソフト】Autodesk Maya2019以降-
講演者
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株式会社バックボーンワークス
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- セミナー
- ダイキンCGユーザー限定
いまさら聞けないPBRの質感設定
2020年10月に配信した「いまさら聞けないPBRの光と色」の続編です。PBR時代になり変化した質感設定に関して、パラメータ名を中心に解説します。PBRでは、これまで使用されてきたDiffuseやSpecular等のパラメータは使用されなくなり、MetalnessやRoughnessといった、実際の物理特性に基づいたパラメータが使用されます。これらのPBR特有のパラメータの解説、およびPBRマテリアル設定のワークフロー例やテクニックも紹介しています。-
講演者
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株式会社BACKBONEWORKS
代表
飯島 貴志 氏
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- セミナー
- ダイキンCGユーザー限定
いまさら聞けないPBRの光と色
現在3DCG環境が、これまでの8bitから32bitの環境に変化しています。カラーに関しての理解が追いついていないと、様々な間違いをしてしまう可能性があります。HDRやsRGBを調べると、正確さを優先した難しい解説が多く、なんとなくわかったつもりでいるデザイナーさんが結構多いのではないでしょうか。
これだけは知っておきたい、sRGBガンマ補正とHDRに的を絞り、よく耳にする関連項目LOGやリニアワークフローに関して解説していきます。-
講演者
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株式会社BACKBONEWORKS
代表
飯島 貴志 氏
セミナー(一般公開)レポート
《 講師コメント 》
株式会社BACKBONEWORKS
代表
飯島貴志氏
前回の「いまさら聞けないPBRの光と影」に引き続き、後半にあたる質感設定を取り上げました。見え方を考えるとき、光と質感は切り離せないものなので、同様のコンセプトでまとめてみました。
これまでのガンマカラースペースと、PBRカラースペースでは、アプローチや仕組みが全然違うのにも関わらず、同じ名称のパラメータや効果が継承されているので、どう利用すればいいか、何が変わったのか迷うことも多いと思います。光は照らされるものがどう反応するかで、その強さや性質がわかります。同じ光で照らされている物体が、それぞれ違った反応をしてしまうと、空間の整合性が取れなくなってしまいます。質感設定は、どのような光がそこにあるかの説明を忘れないようにして、個別の特徴を表現する必要があります。
これまでもそうだったのですが、PBRになってより光の正確さが上がった分、質感設定の正しさが求められるようになりました。改めてそれぞれの質感に関するパラメータの意味と、性質を確認した上で、PBRカラースペースでの有用性と活用の仕方を見直す切っ掛けになれたらと願っております。
《 満足度・参加者コメント 》
30分くらいの中で非常にわかりやすくまとめられていてとても有益なセミナーでした。
PBRのパラメータとその効果が分かり易く簡潔に説明されているので、とても勉強になりました。
基本的な内容でしたが、わかりやすくまとめられていると感じました。新人時代に拝見したかったです。
新人へのPBR説明に役立ちました。
これまで曖昧だったPBRの基礎知識を非常に理解しやすく解説頂いていると思います。作業時の指針になるPBRの考え方として押さえておくべき内容でとても参考になりました。
普段モデリング作業が中心でPBRのマテリアル設定について学ぶ機会が少なかったため、今回のセミナーはとても有益だと感じました。要点が簡潔にまとめてありそれぞれ図入りの説明だったため、各パラメータのもたらす影響が想像しやすい説明でした。
質感の設定など、今まで何となく行っていましたが、今回のセミナーでは基本的なところを中心に解説して頂けたので、今後はより説得力のあるものを作れると感じました。
飯島さん、最高です。ロジカルで、これまで自分が抱いていたCGへの疑問を短時間で明快に解決して頂きました。また、「ツールであり、効果的に使うべき」は同意します。
初めてダイキンさんのこうした活動を知り、これまでの視聴を逃していたのが残念でなりません。