このモーションリターゲットツールは、アップベクターの計算が仕組まれたMayaシーンを中間ファイルとして利用している、という点で一連の関連性があります。その部分を除けば、全ての工程をスクリプトで処理している例として紹介しています。
Maya 2024では、NodeEditorの扱えるノードに「数学」という項目が増えました。このことにより今回紹介しているアップベクターの計算が非常に楽になっています。また別ページ「Maya Pythonで作成するFBXモーションリターゲットツール」のモーションリターゲットツールは、ここで紹介している仕組みの入ったMayaシーンを中間ファイルとして利用している、という点で一連の関連性があります。
Maya2022以降のPythonのバージョンが3が標準になりました。つまり、今まで動いていた Python(つまりPython2)のツールがMaya2022以降ではそのままでは動かなくなります。
Maya2017 の新機能のうち、最も注目の置かれるべきはなんでしょうか。Arnoldレンダー対応?、Print Studio対応?、PySide2への移行?いえいえ、大きくワークフロー、特にアニメーション対応で劇的に変わる機能・・TIME EDITOR の実装です!!!
MayaPython で便利な新機能付きのカスタムのアウトライナを作成し、幾つかの講演で興味があるか聞いてみたところ、たくさんの欲しいリクエストを頂いたので、ここに記事として公開することになりました。もちろん、Python の機能紹介を基本としたページですが、ツールだけをダウンロードして利用することも可能です。
MayaPython で便利な新機能付きのカスタムの UVエディタを作成し、幾つかの講演で興味があるか聞いてみたところ、たくさんの欲しいリクエストを頂いたので、ここに記事として公開することになりました。もちろん、Python の機能紹介を基本としたページですが、ツールだけをダウンロードして利用することも可能です。
Maya の標準機能で Clip を保存するツールはブラウザが表示されるものです。TraxEditor で ファイル>アニメーションクリップ の書き出しです。また、バイザーでは、右マウスクリック>書き出し もあります。
キャラクターアニメーション用の制御 Rig の作成において、見易い、理解しやすい、便利だ、とアニメーターに思わせるような工夫を施す事もキャラクターセットアップの重要な作業です。
Python についてのページになります。その成果物としてカスタマイズした グラフエディタを作成しました。なぜ、グラフエディタをカスタマイズしたか、と言うと、カレントフレームをスクラブするスライダーが無かった、ことからはじまります。ええ、Kキー(デフォルト)[SI HotKey は Alt+k] で動くことは知ってます。でも、キーコマンドを実行してスクラブしてファンクション・カーブ編集は、ちょっと・・ね。更に、カーブのタンジェントの編集も同一画面で出来たら、、と思ったからです。
引き続き、Python についてのページになります。カスタム・グラフエディタと同じ方法でハイパーグラフもカスタマイズが可能だったので便利と思われる機能を追加して公開してみます。便利になるかな~と思った機能としては・・・階層選択、選択以下の階層展開、選択したものを2番目に選択したものの位置/回転/縮尺を一致するツール、各種コンストレイントの実行、コネクトエディタとエクスプレッションエディタの表示、色設定ツールです。名前の置換とネームスペースエディタを追加してます。
Maya で、単純な反復作業がウザくてちょっとした便利ツールがあれば作業効率がグンっと上がるのにな~、とかプログラマーに頼む程では無いし、自分がここさえ我慢すればいいか~などという時、自分でちょっとツールが作れたら良いですよね。
GTMF2015 ネタ(Constraint Table)Maya で scriptTable というコマンドを使うと表を作ることが出来ます。この表の内容を CSV という Excel でも読み書き出来るカンマ(、)で区切られたファイルに書き込んだり、読み込んだりする仕組みを Python で実現します。 この機能の活用としてコンストレイントのテーブルツールを作成します。
Maya について始めてのページになります。(実は何年もMayaは使ってはいますが・・・)どんなソフトでも使いこなしてしまうのが CGアーティスト系 TA たるものでしょうか。(Blenderも・・)ただ、新しいソフトを覚える時、既に熟知している操作系で動かせたらスタートダッシュが早くて済みます。更に、自分用にカスタマイズする工程において、工夫をすることによってそのソフトの特性をいち早くつかむことが出来る、とも言えます。
Maya Python の試作段階で、昔、Softimage XSI に有った Object View という指定したオブジェクトをずっと表示してくれる画面があり、それのMaya版を作ってみたら、興味あるかな・・・? と問うたところ......!?予想に反して大きな反響がありました!!! <応援ありがとうございます> そこでカスタムオブジェクトビューアとしてここに記事にして公開することにしました。
GTMF2014 講演ネタになります。その後の運用で、どうもシェリフだけは Maya.env で運用した方が都合が良いんじゃないかということで、そこの部分だけは講演時と少し変えてお伝えしたいと思います。シェリフだけはなんか扱いが難しいみたいなんです・・・。
MayaPython を開発出来るデバッグ機能のついたスクリプトエディター、つまり統合プログラミング環境を使ってみようというページです。Eclipse という、元々は Java を開発する為に作られたエディターに PyDev というプラグインをインストールすることによって Python に対応させます。また英語GUIを日本語化にするということも便利でしょう。これらを用意してセットアップするのに手間と知恵が必要になるところを、全て用意してくれている便利なパッケージがあります。それが Pleiades(プレアデス)です。