特長
Qube!は、インテリジェントな負荷分散/スケジューリング機能により、コンピュータリソースを無駄なく最大限に活用できるレンダーファーム管理ソフトです。レンダリング、コンパイル、データコンバート、ライティング等の待ち時間を短縮できます。数十台~数百台規模のレンダーファームでも安定して稼動。迅速丁寧なサポートサービスも、ユーザー様から高い評価をいただいています。
レンダーリソースをフル活用し、レンダリング・コンパイル等の待ち時間を短縮
- 優先度/グループ/クラスタという3つのジョブ管理機能を装備。プロジェクト間でのリソース配分や優先度等の運用ポリシーを遵守しつつ、マシンの空きがある限り、プロジェクトの枠を超えてリソースを無駄なく活用できます。
- 夜間や休日にデザイナーの作業マシンをレンダーファームに組み込み可能。マシンを増設することなくレンダーファームを増強できます。
- ダイナミックフレームアロケーション:シーンデータやテクスチャデータをロードすると、刻々と変化するマシンの稼動状況にあわせ、空いているマシンに動的にフレームを割り当てます。あらかじめCPU毎にフレームレンジを割り振る方式では、あるCPUでエラーが生じた場合に、そのCPUに割り当てられているジョブをやり直さなければならず、全体の処理が遅れてしまいますが、ダイナミックフレームアロケーションを使用することで、このような問題は原理的に発生しなくなります。
業務の根幹にかかわるレンダーファームだから、安定稼動が大前提
- 数十台、数百台のレンダーホスト規模でも安定稼動。1200CPU、250名以上での稼動実績があります。
- 経験豊富なエンジニアがユーザー本位のサポートをご提供。安心してご使用いただけます。
- ダイナミックにレンダラーの空き本数を監視してジョブ投入。ライセンス不足によるエラー発生を防止します。
- 失敗したフレームの原因を確認し、そのフレームのみリトライできます。
- ジョブごとのログが蓄積され、見やすい画面で参照できます。ジョブに問題が発生した場合に、要因を分析し、早期解決と再発防止にお役立ていただけます。
当社スタッフによる安心のサポート体制
レンダーファームの構築からQube!の設定、運用まで、当社サポートスタッフによる様々なサポートをご提供しています。
Qube!はMayaや3ds Max、CINEMA 4Dなどの主要な3DCGツールをはじめ、AfterEffectなど、数多くのアプリケーションをサポートしています。
それらのアプリケーションを含めた、Qube!の運用ノウハウは一朝一夕には得られないものです。
当社サポートスタッフの長年の経験による運用ノウハウを生かし、安心してレンダーファームを運用いただけるようにご支援いたします。
レンダリングに関わるデザイナーや管理者の手間を軽減
- Qube!が自動的に空いているレンダーホストを探してジョブを実行。ユーザーは、レンダーファームの空き状況を気にせずにジョブを投入できます。
- 実行中のジョブの一旦停止やホストの移動、順序入れ替えが柔軟に行えます。
- コマンドラインでバッチジョブを設定できます。例えば、全フレームのレンダリングが終わったらマージ処理を自動実行するなど、定型的な一連の作業を自動化することで、デザイナーや管理者の作業工数削減が図れます。
- Qube!は、ほとんどのレンダリングソフトに適用可能。複数の管理ツールを使い分ける必要はありません。
- CGソフトからダイレクトにジョブ投入画面を開けます。あらかじめ決められたパラメータはプリセットしたり、不要な項目は非表示にするなど、ジョブ投入画面を使いやすくカスタマイズできます。
レンダーファームの稼動状況を見える化し、投資計画に反映したい
- レンダーファームの稼働率の推移を、プロジェクト/個人毎に見える化。データにもとづいた合理的な投資計画を策定できます。
- リソース稼働率の推移を把握できます。マシン不足を予測し、レンタル等の事前対策が可能になります。逆に、「足りないかも」といった不安による不要なレンタルも防止できます。