1.3MP(1280×1024)の高解像度、120FPSのサンプルレート、56度の広角レンズのFlex13カメラを使えば高精度でパフォーマンスの高いモーションキャプチャーをお手頃価格で実現できます。
Flex13カメラの1.3MP解像度はV100:R2カメラのなんと4倍です。OptiTrackのリアルタイムプロセッシングアルゴリズムと組み合わせれば0.5mm以下の精度で複数人数でのキャプチャーや複雑なモーショントラッキングを可能にするでしょう。
もっと有効キャプチャエリアを広げたい、そんな声をよく耳にします。出荷時の56度広角レンズをつけたFlex13カメラを6m×6mの部屋に設置した場合、4.25m×4.25mの有効キャプチャエリアを実現できます。十分な広さを持ったキャプチャスタジオを確保するのが難しかったお客様にとってFlex13カメラは非常に有効なソリューションとなるでしょう。
Flex13では様々なタイプのプリプロセス画像をPCに送ることができます。より効率的でシステムの負荷を減らすことが可能になります。
OptiTrackカメラ特有のカメラ内MJPEG圧縮技術により非圧縮の場合と比べて1/10までバンド幅の使用を減らすことができます。これによりフル解像度(1280×1024)、フルフレームレート(120FPS)をリアルタイム処理することが可能です。容量の少ない高品質のグレースケール映像を同時に複数台確認しながら行うカメラの調整はもう手放せません。
120FPSのMJPEGグレースケールビデオに切り替えればどのカメラもハイスピードシーンカメラとして使用できます。カメラの向き調整、skeleton作成、リアルタイムキャプチャ、後編集(データクリーンナップ)の際にはガイドの映像として非常に役立ちます。
Flex13カメラはグレースケールモードで操作できるのでキャリブレーション後そこに設置してあるどのカメラでも確認用シーンカメラとして使用できます。トラッキングエリアに対する正確な位置・姿勢が確認できます。
エリア内の確認用シーンカメラがキャリブレーションされたら視覚的に精度を確認できます。キャリブレーションされたシーンビデオとオーバーレイされたマーカーがアクターの体のパーツと一致しているか比べるだけです。
実際のアクターとスケルトンをリアルタイムで確認しながらマーカーの欠落などなくトラッキングできているかモニタすることが可能です。グレースケールシーンビデオはフェイシャルキャプチャでは特に便利でしょう。
Flex13カメラはグレースケールモードで操作できるのでキャリブレーション後そこに設置してあるどのカメラでも確認用シーンカメラとして使用できます。トラッキングエリアに対する正確な位置・姿勢が確認できます。
エイムアシストボタンによりFlex13カメラの向き調整やセットアップを一人で行うことができます。ボタンを押すとカメラビューをフルスクリーンにし、FS機能付きであればIRフィルタをOFFにし、より見やすい映像にするため露出を調整します。右図のようにクリアな映像が確認できるためキャプチャエリアに基準となるマーカーを置くなどという工夫はもはや必要ありません。ソフトウェアを操作することなく簡単にそして精密にカメラの調整が可能です。一つ目のカメラの調整が済んだら次のカメラのボタンを押せば映像は切り替わります。
Flex13カメラのレンズフィルタを通常のIRモーションキャプチャー用からリファレンスビデオを確認するための可視カメラ用に切替可能なオプションを用意しています。それぞれのフィルタはソフトウェアからの操作で一瞬で切替可能です。
Flex13カメラはカスタムデザインされた交換可能なM12レンズを使用しているため様々なソリューションで活用いただけます。用途や環境に応じて5.5mmあるいは8mmのEFLレンズを選んでください。スプリングフォーカスアシスト機能付きで歪みが少なくF#1.8の明るいレンズはより大きなトラッキングエリアを実現するでしょう。通常のソリューションでは5.5mmレンズがお勧めです。さらに大きなエリアや高密度のピクセル画像が求められるようなら8mmレンズをご使用ください。
Flex13カメラは850nmのIRイルミネーションを放出しています。人の目からはほとんど見えず、可視光のスペクトルを放つカメラを使用する場合にカメラスタンドなどのリグが不用意に目立つことを防いだり、眼精疲労を回避することができるでしょう。
OptiSync(※)はOptiTrack専用の同期システムでUSB経由で同期信号を送受信することができます。カメラにUSBケーブル1本を差し込むだけで接続は完了するという非常にシンプルなケーブリングです。