【現象】
Windows 11 (24H2)にて、Alienbrain Clientを起動すると、「Error: JavaScript 実行時エラー プロパティ 'InitControl'
の値はNullまたは未定義で、Functionオブジェクトではありません」
というダイアログが表示されます(図1)。[OK]をクリックすると、そのまま起動できますが、リストビューが正常に表示されません。この現象は、Windows 11
(24H2)以降で発生し、Windows 11 (23H2)以前では発生しません。

図1:Alienbrain Client起動時のエラー |
【対処方法】
グループ ポリシー エディタにて、Javaの設定を編集することで対処可能です。
以下の処置を行ってください。
①Windows 11の検索バーにて、"gpedit.msc"と入力し、グループ ポリシー エディタを起動します(図2)。

図2:グループ ポリシー エディタの起動 |
②以下の2箇所にアクセスし、③を設定します。
コンピュータの構成/管理用テンプレート/Windowsコンポーネント/Internet Explorer
ユーザーの構成/管理用テンプレート/Windowsコンポーネント/Internet Explorer
③以下の項目を「無効」に設定します(図3)。
「Jscriptの代わりにJscript9Legacyを読み込んで、Jscriptを置き換えます」
> 右クリック > 編集 > 「無効」に設定

図3:「無効」に設定 |
④Windows10からアップグレードした場合は、さらに、「Error: クラスが登録されていません」、 「Error: Microsoft JScript 実行時エラー
」といったエラーが表示されることがあります。この場合は、引き続き、「Windows
Update後、Alienbrain管理ツールやClientを起動すると、エラーが出るようになった」の対処法を実施してみてください。