Case

株式会社 旺栄

  • 属人化されていた物件情報をDK-CONNECT BM で一元管理
    ~より速く的確な対応を実現し、ビル管理の新次元へ~

株式会社旺栄は1976年に設立された中央工学校のグループ会社の企業です。設立当初は学校関連施設の管理運営や事務機器・教材等の販売を中心とした事業をしていましたが、徐々に業容を拡大。現在では商業ビルからマンション、公共施設等を管理運営する建物総合管理会社として確固たる地位を築いています。そんな同社では、2022年に新時代のDX戦略としてダイキン工業のDK-CONNECT BMを導入し、社内への普及・活用を開始しました。ここではその背景と狙い、活用法等について、同社ビル管理事業部の3名様にお話を伺います。

なぜDK-CONNECT BMが必要になったのですか?

──ビル管理事業部門の特徴と課題についてご紹介ください

田中氏●当社は中央工学校を母体に設立された会社で、建物の維持管理を担うビル管理事業、学校等の給食業務を行うフードサービス事業、教科書・教材等を販売する学販事業や学生寮の管理・運営等を担う施設・不動産事業等を展開しています。私たちビル管理事業部では、主に民間の商業ビルやアパート・マンション等の維持管理と清掃。また、公共の文化施設や会館等の管理運営を担う指定管理業務も行っています。このビル管理分野で、当社は半世紀近い歴史を持ち、維持管理から運営までトータルにお任せいただき、さらに建物管理とフードサービスを1 社で行えるのも当社の強みです。

インタビューに臨む堀江氏、田中氏、奈良氏

インタビューに臨む堀江氏、田中氏、奈良氏

──近年の業務課題として、どのような問題がありましたか?

田中氏●当部が長年蓄積した顧客情報は重要な情報資産ですが、実は多くが個々人の知識として蓄積されており、担当者のみが物件情報を把握している状況でした。結果、その担当者が不在になると担当の物件情報が多く失われていました。引き継ぎは行うものの、詳細まで共有できず、例えば3年に1度の定期清掃など十分に引き継ぎできないこともありました。特にここ2~3年は組織再編で人の出入りが激しく、大きな問題となっていました。そこで「属人化された情報を一括で皆の見える形で管理しよう」という声が社内で高まり、このことがDK-CONNECT BMの導入に至りました。

──製品選定にあたり、他システムとの比較など行いましたか?

田中氏●選定委員会というわけではありませんが、部長が音頭を取り、関係者数人で約半年間ほどかけて比較検討しました。はじめにWeb上で顧客情報を一元管理できるシステムの情報を集めて、絞り込みました。対象はダイキン工業を含め4社でした。各社の担当者から説明と製品のデモンストレーションを見せてもらい比較検討しました。選定ポイントはコスト面と操作性です。また、当社の課題を把握して提案いただけるかという点です。

田中裕二氏

田中裕二氏

  • お客さまプロフィール

    株式会社 旺栄

    事業所 本社(東京都北区)
    小諸支店(長野県小諸市)
    設立 1976年2月
    代表者 代表取締役 宿利武生
    資本金 1億円
    事業内容 ・ビル管理事業:建物総合管理、指定管理者事業
    ・フードサービス事業:学校・保育園等の給食業務、食堂運営、ケータリング・弁当販売、飲食店運営
    ・学販事業
    ・施設不動産事業
    ・学生寮の管理・運営事業ほか

※取材日:2024年7月29日
※掲載されている社名・商品名などは、各社の商標または商品名です。

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