分子ソフト&インフォマティクス
カーボンニュートラル社会への実現に向け、大気中のCO2を有効活用する研究が進められております。
今回、大阪大学 森先生より、「次世代合金ナノ粒子触媒開発のための理論計算の活用」として、研究事例をご講演頂きます。
また、ダッソー・システムズ社 Chatterjee氏より、Materials Studioを活用したCO2からPGMEを作成する反応プロセスの研究事例をご紹介いたします。
カーボンニュートラル社会の構築によりエネルギー資源革命を達成するには、CO2資源化や水素生成において新機能を発現する触媒の開発が不可欠であります。特に構造・組成が多様な合金ナノ粒子の開発が注目されているが、特殊表面反応場で観察される相乗効果やその反応メカニズムを実験のみで理解することは容易ではありません。ここでは様々な実験的構造解析手法と理論計算を併用して活性種近傍の微細構造と優れた触媒機能の関連を明らかにした事例を紹介します。
大阪大学大学院工学研究科
准教授
森 浩亮 氏
環境問題を軽減するために、二酸化炭素(CO2)を価値のある炭素化学物質に変換することは、カーボンニュートラルな経済発展のための有望な戦略である。特に、プロピレングリコールメチルエーテル(PGME; C4H10O2)や乳酸(C3H6O3)のような酸素化合物の合成に不活性な二酸化炭素を利用することは、多面的な産業応用の観点から注目されています。
我々は、マルチスケールシミュレーション法を用いて、この反応の実現可能性と最適な触媒を提案し、高い実験コストと生産性を削減し、カーボンニュートラルな社会の実現に貢献することを目指します。
ダッソー・システムズ株式会社
BIOVIA Industry Process Consultant
Senior Manager
Abihijit Chatterjee 氏
お申し込み受付は終了しました セミナーは終了しました
開催日時 | 2022年8月4日(木)13:30-15:30 |
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アジェンダ |
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参加方法・備考 | 無料・事前お申し込み制
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お問い合わせ | ダイキン工業株式会社 電子システム事業部 SATグループ 電話 : 03-6716-0460 |
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