丸ダクトを作図する
丸ダクトルートの通過点を指示し、ダクトを作図します。
フレキダクトを作図する方法について、詳しくは以下を参照してください。
丸ダクト作図の途中での口径・高さや継手を変更する方法について、詳しくは以下を参照してください。
枝ダクトを作図する方法について、詳しくは以下を参照してください。
配置高さを変更しながら連続作図をする方法について、詳しくは以下を参照してください。
丸ダクトルートを作図する
［ダクト］タブの［ダクト］コマンド（
）をクリックして実行します。
［コマンドプロパティ］が表示されます。
作図する丸ダクトを設定します。
| 項目 | 説明 |
|
|
［ダクト設定］ダイアログでダクト設定を変更する場合にクリックします。［ダクト設定］ダイアログでは、配管の色、継手の種類などを確認・変更できます。詳しくは、以下を参照してください。 |
|
|
丸ダクトの口径値を風量から自動計算する場合にクリックします。［ダクト直管配置］ダイアログで［風量］を入力し、［OK］ボタンをクリックすると、計算結果が［口径］に反映されます。 ［ダクト設定］ダイアログの［計算関連］タブで、［サイズ決定法］の［計算方法］から［全圧法］または［等速法］を選択している場合に設定できます。
|
|
|
ハッチング・塗りつぶし・保温表示の設定を行って作図する場合にクリックします。 |
|
高さ |
配置する高さを入力します。 |
|
ダクト用途 |
ダクトの用途を選択します。丸ダクトと角ダクトの用途を切り替えて作図した場合は、ダクト用途ごとのレイヤに作図されます。 ダクト用途を編集する場合は、［用途マスター設定］を選択します。詳しくは、以下を参照してください。 |
|
部品種類 |
継手の種類を選択します。 |
|
部品名称 |
［部品種類］で選択した継手種類の部品名を選択します。
|
|
口径形状 |
丸ダクトを作図する場合は、［丸］を選択します。［角／丸］ボタンをクリックすると、［角］と［丸］が交互に切り替わります。 ［角］［丸］を切り替えて作図した場合でも、レイヤは［ダクト用途］で指定した用途ごとのレイヤに作図されます。 |
|
口径 |
入口点の口径値を入力します。作図済みのダクトの口径値を設定する場合は、［参照］を選択して参照するダクトをクリックします。 |
|
単線／複線 |
作図する形状を単線または複線から選択します。［単／複］ボタンをクリックすると、単線と複線が交互に切り替わります。 |
|
単線形状サイズ |
単線の継手形状部分のサイズを、プロッタ出力したときの実寸で入力します。 本項目は［単線／複線］で［単線］を選択した場合に入力できます。 |
|
曲率 |
継手の曲率（比率）の値を入力します。 |
|
径形式（位置合せ） |
曲率の支点位置を選択します。
|
|
高さ方向の曲がり角度 |
高さ変更する際の継手の角度を［任意方向］または［45°、90°のみ］から選択します。 |
|
保温材の表示 |
フレキダクトに保温材を表示する場合は、［あり］を選択します。
|
|
作図選択 |
配置高さを変更しながら連続作図する場合や、フレキダクトを作図する場合は、作図パターンを選択します。ダクトの作図選択について、詳しくは以下を参照してください。 |
（ダクト設定）
（連続作図設定）
（ハッチング・塗りつぶし・保温設定）
をクリックすると、［設定ナビ］ダイアログで形状を確認しながら継手を選択できます。［設定ナビ］ダイアログの操作方法について、詳しくは以下を参照してください。
ダクトルートの始点・通過点・終点をクリックします。
右クリックまたは［Enter］キーを押し、確定します。
終点を再度クリックしても、ダクト作図を確定できます。
丸ダクトが作図されます。
|
ダクトメジャーを使って口径を決定する場合ダクトメジャーを使って口径を決定する場合
丸ダクトの作図時は、丸ダクトメジャーに口径を計算する計算尺を表示して口径を変更できます。
［表示］タブの［メジャー表示］にチェックを付けます。
［ダクト］コマンド実行時、［ダクト用途］で丸ダクトを選択すると、丸ダクトメジャーが表示されます。
［風］に風量を入力し、［Enter］キーを押します。
入力した風量により、口径値が自動計算され、［口径］に入力されます。
|
口径計算時に参照する条件を設定する場合は
|
をクリックし、計算方法を選択し、摩擦抵抗または風速などの条件を入力して［OK］ボタンをクリックします。
をクリックします。
［コマンドプロパティ］の［口径］に計算した口径値が反映されます。
機器や器具から丸ダクトルートを作図する
配置した機器や器具に接続点がある場合は、接続点から丸ダクトの作図を開始できます。
ここでは、例としてダクト用換気扇（VD-18Z4）に丸ダクトを作図します。
機器・器具を配置し、選択します。
機器・器具の配置方法について、詳しくは以下を参照してください。
キーボードのスペースキーを押しながら、
をクリックし、終点をクリックします。
右クリックまたは［Enter］キーを押し、確定します。
終点を再度クリックしても、丸ダクト作図を確定できます。
丸ダクトが作図されます。
|
継手などの部材に接続点がある場合は、キーボードのスペースキーを使用して、部材から丸ダクトルートを作図できます。 エルボなどの部材を選択後、スペースキーを押しながら
|
フレキダクトを作図する
フレキダクトを作図する場合は、［コマンドプロパティ］の［作図選択］で［フレキ］を選択します。
機器と直管ダクトの間を接続することや、フレキダクトだけをルート作図することができます。
機器とダクトをフレキダクトで接続する
丸ダクトと機器や器具をフレキダクトで接続します。
ここでは、例として直管ダクトとダクト用換気扇をフレキダクトで接続します。
機器を配置します。
機器の配置方法について、詳しくは以下を参照してください。
丸ダクトの直管を作図して、右クリックまたは［Enter］キーを押し、確定します。
丸ダクトの作図方法について、詳しくは以下を参照してください。
［コマンドプロパティ］の［作図選択］で
（フレキダクト）をクリックします。
丸ダクトの接続点と機器の接続点をクリックします。
丸ダクト・機器にマウスを近づけて［接続点］と表示されるポイントでクリックします。
丸ダクトの直管と機器がフレキダクトで接続されます。
フレキダクトを単独で作図する
ここでは、フレキダクトのみを連続作図する方法について説明します。
［ダクト］タブの［ダクト］コマンド（）をクリックして実行します。
［コマンドプロパティ］が表示されます。
［コマンドプロパティ］の［作図選択］で（フレキダクト）をクリックします。
フレキダクトルートの始点・通過点・終点をクリックします。
右クリックまたは［Enter］キーを押し、確定します。
終点を再度クリックしても、ダクト作図を確定できます。
フレキダクトが作図されます。
|
作図済みの直管ダクトをフレキダクトに変更する場合は、直管ダクトやエルボを選択し、右クリックして表示されるメニューの［フレキ化］をクリックします。
|
