機器を配置する(機器配置)

衛生機器、空調機器、ダクト機器を配置します。

[機器]コマンド(機器アイコン機器アイコン機器アイコン)をクリックして実行します。

コマンドの実行方法を見るコマンドの実行方法を見る

コマンドの実行方法

[衛生]タブ>[機器]

[空調]タブ>[機器ライブラリ]プルダウンメニュー>[機器]

[ダクト]タブ>[機器]

[機器配置]ダイアログが表示されます。

配置する機器を指定します。

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項目 説明

(1)指定方法

機器を指定する方法を選択します。

  • [一覧]:機器が分類されたフォルダが階層で表示されます。
  • [検索]:機器を検索する場合に、以下のダイアログで型番や名称を入力し、機器を検索します。

    • [型番・名称]:検索する機器の型番や名称を入力します。文字列の一部を入力しても検索できます(部分検索)。プルダウンメニューの履歴から型番や名称を選択することもできます。
    • [検索開始]ボタン:検索を開始する場合にクリックします。
    • [新しい条件]ボタン:入力した内容を消去する場合にクリックします。

(2)表示方法

(5)のファイル表示方法を選択します。

  • [プレビュー]:型番と機器のプレビューが表示されます。
  • [一覧表示]:型番と名称が一覧で表示されます。

簡易形状

チェックを付けると、簡易形状が登録されている機器の場合は、簡易形状の機器が表示されます。

(3)プレビュー表示数

(5)で表示する機器の数を選択します(最大5行×5列まで表示)。

(2)で[プレビュー]を選択した場合に設定できます。

(4)フォルダ一覧

機器が格納されているフォルダが一覧で表示されます。

カレント名称

(5)で選択した機器の名称が表示されます。

(5)機器表示

選択したフォルダの機器、または検索後の機器が表示されます。

(2)で[一覧表示]を選択した場合に、表の項目名をクリックすると、機器名が昇順または降順に並び替わります。

配置面

(2)で[プレビュー]を選択した場合に、表示する外形図の表示面を選択します。

[全ての面]を選択した場合は、[プレビュー表示数]が2×3表示となり、1つの部品に登録されている面がすべて表示されます。

次回以降省略

[機器配置]コマンド実行時に、[機器配置]ダイアログを表示しない場合は、チェックを付けます。

チェックを付けると、前回選択した機器を選択した状態で配置用の[機器配置]ダイアログが表示されます。

[機器情報]ボタン

選択した機器の情報を見る場合にクリックします。

[参照]ボタン

図面上の機器を読み取る場合にクリックします。

[ヘルプ]ボタン

FILDER SiXのヘルプを確認する場合にクリックします。

[OK]ボタン

設定内容を実行する場合にクリックします。

[キャンセル]ボタン

設定内容を取り消す場合にクリックします。

型番や名称で機器を検索する場合は、プルダウンメニューから[検索]を選択します。

検索入力欄が表示されます。

[型番・名称]に機器の型番や名称を入力し、[検索開始]ボタンをクリックします。

[型番・名称]には、文字列の一部を入力しても検索できます(部分検索)。

[型番・名称]に入力した内容を消去する場合は、[新しい条件]ボタンをクリックします。

検索結果が右側に表示されます。

検索結果から機器をクリックします。

[カレント名称]に、選択した機器の名称が表示されます。

フォルダから機器を選択する場合フォルダから機器を選択する場合

プルダウンメニューから[一覧]を選択します。

配置する製品の分類フォルダをクリックし、機器をクリックします。

[カレント名称]に、選択した機器の名称が表示されます。

図面から機器を選択する場合図面から機器を選択する場合

衛生図面を開いた状態で操作します。

[参照]ボタンをクリックします。

[機器配置]ダイアログが閉じ、図面が表示されます。

参照する機器をクリックします。

[機器配置]ダイアログに戻り、機器が表示されます。

[カレント名称]には、参照として指定した機器の名称が表示されます。

 

ワープ機能を使っても、図面から選択した機器を配置できます。

1. 図面の機器上で右クリックし、ショートカットメニューで[ワープ]をクリックします。

2. 機器を配置します。

配置する機器をダブルクリックします。

機器をクリックし、[OK]ボタンをクリックしても選択できます。

機器が選択され、配置用の[機器配置]ダイアログが表示されます。

機器の配置方法を設定します。

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項目 説明

機器名

配置する機器名が表示されます。

プルダウンメニューの履歴から機器を選択することもできます。

高さ

配置する機器の高さを入力します。

角度制御

機器を配置する角度の指定方法を選択します。

  • [角度]:任意の角度で機器を配置します。
  • [平行]:図面の線分と平行になるように機器を配置します。

[検索]ボタン

検索用の[機器配置]ダイアログが表示されます。

角度

[角度制御]で[角度]を選択した場合に、機器を配置する角度を入力します。

[配置]で[単独+マウス回転]を選択した場合は、配置位置を指示した後、マウス操作で角度を変更できます。

[単独]を選択した場合は、配置前に[←]キーや[→]キーでも角度を変更できます。

(詳細設定表示)

[機器配置]ダイアログの詳細設定が表示されます。

配置レイヤ、色、ペン番号を変更したり、[配置]で[一括]を選択した場合の配置方法を設定したりできます。詳しくは、以下を参照してください。

配置

機器の配置方法を選択します。

  • [単独+マウス回転]:機器の配置位置を指定した後に、マウスを回転させて角度を調整します。
  • 単独:キーボードで角度を調整してから機器を配置します。
    [←]キーまたは[→]キーを押すごとに、機器が左または右に15°ずつ回転します。
    回転角度は設定で変更できます。詳しくは、以下を参照してください。
  • 一括:複数の機器を一括で配置します。
    [一括]を選択した場合は、キーボードやマウスを使った角度調整はできません。機器の配置角度を調整するには、[角度制御]で[角度]を選択してください。

原点を基準点とする

機器に登録されている原点を、配置や回転の基準点(基点)とする場合はチェックを付けます。

チェックを外すと、機器を配置するときの基準点を変更できます。

外形図

図面に配置する外形図を選択します。

配置レイヤ、色、ペン番号を変更する場合配置レイヤ、色、ペン番号を変更する場合

をクリックします。

[機器配置]ダイアログの詳細設定が表示されます。

配置レイヤ、色、ペン番号を変更します。

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項目 説明

配置レイヤ、色、ペン番号

機器の配置レイヤ、色、ペン番号をどのようにするか選択します。

  • [カレント属性を使用する]:選択中のレイヤ(カレントレイヤ)に、[図形スタイル]で選択した色とペン番号で配置します。
  • [登録図形の属性を使用する]:[レイヤ名称]で選択したレイヤに、機器登録時の色とペン番号で配置します。
  • [設定する]:[レイヤ名称][色][ペン番号]で、配置レイヤ、色、ペン番号を設定します。

レイヤ名称

機器を配置するレイヤを選択します。

[配置レイヤ、色、ペン番号]で[カレント属性を使用する]を選択した場合は、使用できません。

配置する機器の色を選択します。

[配置レイヤ、色、ペン番号]で[設定する]を選択した場合に、使用できます。

ペン番号

配置する機器のペン番号を選択します。

[配置レイヤ、色、ペン番号]で[設定する]を選択した場合に、使用できます。

[参照]ボタン

図面上の図形の[レイヤ名称][色][ペン番号]の設定をコピーし、機器を配置する場合にクリックします。

  • [配置レイヤ、色、ペン番号]で[カレント属性を使用する]を選択した場合は、使用できません。
  • [配置レイヤ、色、ペン番号]で[登録図形の属性を使用する]を選択した場合は、[レイヤ名称]の設定のみコピーできます。
  • [配置レイヤ、色、ペン番号]で[設定する]を選択した場合は、[レイヤ名称][色][ペン番号]の設定をコピーできます。

機器を配置します。

[配置]で[単独+マウス回転]を選択した場合は、機器の配置位置を指定後に、マウスを回転させて角度を調整します。

配置する位置でクリックします。

[機器配置]ダイアログで[原点を基準点とする]のチェックを外している場合は、図面の何もないところに機器を仮置きし、基準点を指定してから配置します。

機器の配置点(基準点)を中心に円を描くようにマウスを動かし、配置角度を設定します。

[角度]を[ON]にすると、補正した角度で回転させて配置できます。

配置する角度でクリックします。

機器が配置されます。

[配置]で[単独]を選択した場合[配置]で[単独]を選択した場合

キーボードで角度を調整してから機器を配置します。

図面上にカーソルを移動させて、仮表示の状態で[←]キーまたは[→]キーを押し、配置角度を設定します。

[←]キーまたは[→]キーを押すごとに、機器が左または右に15°ずつ回転します。

 

[←][→]キーの回転角度は設定で変更できます。詳しくは、以下を参照してください。

配置する位置でクリックします。

機器が配置されます。

 

[機器配置]ダイアログで[原点を基準点とする]のチェックを外している場合は、図面の何もないところに機器を仮置きし、基準点を指定して[←]キーまたは[→]キーで角度を調整してから配置します。

[配置]で[一括]を選択した場合[配置]で[一括]を選択した場合

複数の機器を一括で配置します。

をクリックします。

[機器配置]ダイアログの詳細設定が表示されます。

機器の配置方法を設定します。

[機器配置]ダイアログで以下の設定をしている場合を例に説明します。

  • [角度制御]で[角度]を選択
  • [角度]に[270]と入力
  • [配置個数]に[3]と入力
  • [複数配置方法]で[1:2:‥2:1]を選択

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項目 説明

配置個数

機器の配置個数を入力します。

[複数配置方法]で[芯割]を選択した場合は、奇数の値を入力します。

配置間隔

[複数配置方法]で[芯割]または[片追い]を選択した場合に、機器の配置間隔を入力します。

片追い開始距離

[複数配置方法]で[片追い]を選択した場合に、指定範囲の始点を基準に1個目の機器を配置するまでの距離を入力します。

複数配置方法

[均等]:指定した範囲内に、均等な距離で機器が配置されます。範囲の両端には配置されません。

[1:2:‥2:1]:指定した範囲を[配置個数]の設定値で分割し、両端の分割距離と内側の分割距離の比が1:2となる位置に機器が配置されます。

[含端点]:指定した範囲内に、均等な距離で機器が配置されます。範囲の両端にも配置されます。

[芯割]:指定した芯割基準点から機器が配置され、[配置間隔]の設定値で残りの機器が左右均等に配置されます。

[片追い]:指定した範囲の始点から[片追い開始距離]の設定値に1個目の機器が配置され、残りの機器は[配置間隔]の設定値で配置されます。

配置区間の始点をクリックし、終点をクリックします。

指定した範囲に機器が一括で配置されます。

[機器配置]ダイアログで[原点を基準点とする]のチェックを外している場合は、図面の何もないところに機器を仮置きし、基準点を指定してから配置します。

[機器配置]ダイアログには、機器を選択するダイアログと、機器を選択した後に角度や配置面を設定するダイアログの2つがあります。機器をダブルクリック、または[検索]ボタンをクリックして操作します。