[描画]

画面の表示状態や、マウスのセンターホイールの機能などを設定します。

項目 説明

キーワード検索

キーワードを入力して[検索]ボタンをクリックすると、関連する設定項目が画面左側のツリー図に表示されます。

拡大率

作図画面をマウスなどで拡大、縮小するときの拡大率を入力します。

拡大はキーボードの[Page Up]キー、縮小は[Page Down]キーでもできます。

画面の更新方法

再描画時の画面のちらつきを避けたい場合、以下の3つの条件で描画途中の再描画をしないように設定できます。該当する条件にチェックを付けます。

  • [拡大/縮小時]
  • [スクロール時]
  • [レイヤ属性変更時]

再描画時の縮小図形の表示

縮小時に微小(点)になった図形の表示を省略することで再描画の処理を速くする場合は、以下の条件から該当する項目にチェックを付けます。

  • [線、円、円弧などの描画を省略する]
  • [文字列の描画を省略する]

マウスホイール操作の感度(再描画時)

再描画の処理中に、マウスのセンターホイールで拡大/縮小やスクロールをしたときの感度を、1(低い)~4(高い)の尺度で選択します。

大きな図面を開いていて、拡大/縮小の動作に時間がかかる場合は、[4(高)]を選択することにより、処理時間を短縮できます。

マウスホイール設定

マウスのセンターホイールを使った拡大/縮小操作を有効にするかどうかや、センターホイールでの操作の割り当てを設定します。以下の5つから選択します。

  • [使用しない]
  • [設定1(前:拡大, 後:縮小)]
  • [設定2(前:縮小, 後:拡大)]
  • [設定3(前:拡大, 後:縮小, クリック無)]
  • [設定4(前:縮小, 後:拡大, クリック無)]

他社製のマウスユーティリティ(拡大/縮小などの設定ができるアプリケーション)をお使いの場合は、[使用しない]を選択するか、マウスの設定からFILDER SiXを外して使用してください。

スライダー設定

作図領域の垂直スクロールバー(右側)と水平スクロールバー(下側)を使って画面を移動するときに、1回のスクロールで移動する幅を以下の3つから選択します。

  • [遅い]
  • [普通]
  • [早い]

[再表示する]にチェックを付けると、スクロールするごとに再描画されます。そのため、連続してスクロールする場合は、画面がちらつくように見えることがあります。

スクロール操作

マウスのセンターホイールを使った操作について設定します。

  • [マウスホイール押し込み時の操作]:センターホイールを押し込んだときの動作を以下から選択します。
    • [領域拡大]:センターホイールを押しながらマウスを移動すると、領域拡大します。
    • [手のひらスクロール]:センターホイールを押すと、カーソルが(手のひら)に変わり、そのままマウスを移動すると図面を自由にスクロールできます。

    [手のひらスクロール]を選択している場合に領域拡大するには、[Ctrl]キーを押しながらセンターホイールを押します。

  • [Ctrl+マウスホイール/Shift+マウスホイールに割当てる]:チェックを付けると、[Ctrl]キーまたは[Shift]キーを押しながら、マウスのセンターホイールを回転することで画面を上下、左右にスクロールできます。

  • [移動/複写時の[←][→]キー]:移動または複写するときに使う、[←][→]キーの機能を以下から選択します。
    • [スクロール]
    • [回転]

    [回転]を選択した場合は、回転角度を入力します。

「点」表示補正

画面上の「×」(接続点、通り芯交点、基本作図図形の点)を表示するかどうかの基準を、以下の8つから選択します。値が小さいほど表示されやすくなり、大きいほど表示されにくくなります。

  • [常時表示]
  • [5%]
  • [標準(10%)]
  • [20%]
  • [30%]
  • [50%]
  • [常時非表示]
  • [値入力]

[値入力]を選択した場合は、右の欄に値をパーセント(%)単位で入力します。

線種の描画方法

線種の描画方法を以下の3つから選択します。

  • [簡易表示[Windows線種に置換(速度優先)]]
  • [詳細表示[線種通りに表示(表示品質優先)]]
  • [太線のみ詳細表示]

太線表示補正

[システム設定]の[印刷色・線幅]で設定している線の太さを画面に表示するかどうかの基準を、以下の8つから選択します。値が小さいほど表示されやすくなり、大きいほど表示されにくくなります。

  • [常時太線]
  • [5%]
  • [標準(10%)]
  • [20%]
  • [30%]
  • [50%]
  • [太線なし]
  • [値入力]

[値入力]を選択した場合は、右の欄に値をパーセント(%)単位で入力します。

  • 線の太さは、[印刷色・線幅]の[プリンタの解像度]および[線幅補正を行う]によって調整されます。
  • 解像度を大きくすると全体的に線は細くなり、解像度を小さくすると線は太くなります。ただし、実際の解像度での太さとは異なる場合があります。
  • [常時太線]を選択した場合、表示に時間がかかる場合があります。

連続作図時の再描画

配管やダクトなどの作図中の再描画について、以下の3つから選択します。

  • [する]
  • [しない]
  • [確定時のみする]

仮表示

仮表示時に画面に表示する図形数や、プロッタフォント文字の扱いについて設定します。 

  • [仮表示図形数]:仮表示する図形の数を入力します。
  • [移動・複写時、プロッタフォント文字の仮表示を矩形で省略表示する(高速化)]:チェックを付けると、移動・複写時のプロッタフォント文字を矩形で仮表示することにより、高速化できます。

マウス左右ボタン同時操作(他CAD互換)

マウスの左右を同時にクリックしたときの動作について設定します。

  • [クリック時、クリックした位置を画面中央に合わせる]:チェックを付けると、マウスの左右を同時にクリックした位置が、画面の中央に移動するようになります。
  • [ドラッグ時、拡大/縮小する]:チェックを付けると、マウスの左右を同時にクリックしながらマウスを移動する方向によって、縮小(左上)、全体表示(右上)、1つ前の表示拡大率での表示(左下)、領域拡大(右下)の操作ができます。
    • マウスの左右を同時にクリックしたときの動作は、他のコマンドの実行中でも可能です。
    • カーソルが消えた場合は、マウスの左右を再度同時にクリックしてください。カーソルが再表示されます。

    コマンドを使用中にマウスの左右を同時にクリックした場合は、クリックのタイミングにより正しく動作しないことがあります。

[OK]ボタン

設定内容を反映してダイアログを閉じます。

[キャンセル]ボタン

設定内容を反映せずにダイアログを閉じます。