枝管を作図する

作図済みの配管や配置した機器などから枝管を追加します。

配管から枝管を作図する

ここでは、例として衛生の配管ルートから枝管を作図します。

配管の[コマンドプロパティ]の設定を確認します。

既存の配管と同じ属性で作図する場合は、ワープ機能を使用できます。ワープ機能について、詳しくは以下を参照してください。

枝管を作図する配管の中心線上をクリックします。

単線の場合は配管上をクリックします。

枝管の終点をクリックします。

右クリックまたは[Enter]キーを押し、確定します。

終点を再度クリックしても、配管作図を確定できます。枝管を始点、メインルートを終点にした場合は、手順4の操作は不要です。

枝管が作図されます。継手の向きは、メイン管作図時の始点の方向によって決まります。

メイン管と高さが異なる枝管を作図する方法について、詳しくは以下を参照してください。

機器から枝管を作図する

ここでは、例として腰掛式便器「CES9335MR」から高さ「-500」の汚水配管に接続します。

機器を配置します。

機器の配置方法について、詳しくは以下を参照してください。

[衛生]タブの[衛生配管]コマンド(大_衛生配管アイコン)をクリックして実行します。

[コマンドプロパティ]が表示されます。

機器の接続点をクリックします。

機器の接続点にマウスを近づけて[接続点下]と表示されるポイントでクリックします。

接続点は、配管の接続位置、口径と接続方向の情報を保持しています。

カーソルを合わせたときに、[接続点上]と表示された場合は上側から配管がつながり、[接続点下]と表示された場合は下側から配管がつながります。

FILDER SiXでは、配管作図をスムーズに行えるように、[接続点下]をクリックした場合は機器の接続点からー500の高さがプロパティに自動表示され、[接続点上]をクリックした場合は接続点から+500の高さが自動表示されます。接続点をクリックした後で任意の高さを入力することもできます。

接続点の高さは機器によって異なります。

必要に応じて、[コマンドプロパティ]の設定を変更します。

[高さ][口径]は機器の接続点をクリックすることで自動的に設定されます。

配置した腰掛式便器の接続点は高さ0の位置にあるため、[コマンドプロパティ]の[高さ]に自動で「-500」と表示されます。

配管に接続します。

既存の配管に接続する場合は、配管の中心線上をクリックします。

単線の場合は、配管線上をクリックします。

機器から枝管が作図されます。

作図済みの立管から枝管を作図する

ここでは、例として高さ始点「3000」終点「-500」の汚水配管の立管の途中に、枝管を作図する方法を説明します。

立管を作図します。

立管の作図方法について、詳しくは以下を参照してください。

[衛生配管]コマンド(大_衛生配管アイコン)をクリックして実行します。

[コマンドプロパティ]が表示されます。

[高さ]に枝管の高さを入力します。

枝管の高さは、立管の高さの範囲内を指定します。

立管の丸部分をクリックします。

立管にマウスを近づけて[図上点]と表示されるポイントでクリックします。

枝管の終点をクリックします。

右クリックまたは[Enter]キーを押し、確定します。

終点を再度クリックしても、配管作図を確定できます。

立管からの枝管が作図されます。