配管の高さ変更方法の選択

高さが異なる配管を接続する際、「90°エルボ」「45°エルボ」どちらの部品を使用するか、1点目と2点目のどちらで高さを変更するかを[コマンドプロパティ]の[作図選択]で選択します。

既存の配管側から作図する場合と、既存の配管に向かって作図する場合の差異を確認してください。

また、「90°エルボ」「45°エルボ」では接続できない場合に、ひねって配管を接続する方法についても説明します。

メイン管から枝管を立ち上げて作図する

ここでは、「FL-600」の既存の衛生配管に「FL-200」の衛生配管を「90°エルボ」または「45°エルボ」で高さを変更して接続する場合を例として説明します。

[衛生配管]コマンド(大_衛生配管アイコン)をクリックして実行し、高さ「-600」の衛生配管を作図します。

[コマンドプロパティ]の[作図選択]で[①90L→②]または[①45L→②]を選択します。

[Alt]キーを押しながら、左クリックをしても作図選択を切り替えられます。

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項目 説明

①90L→②

1点目で、90°に立下げる(立上げる)場合に選択します。

①45L→②

1点目で、45°に立下げる(立上げる)場合に選択します。

枝管の始点・終点をクリックします。

1点目で、[コマンドプロパティ]の[作図選択]で設定した高さまで立ち上げ(立下げ)られた枝管が作図されます。

枝管からメイン管の位置で立ち下げて作図する

ここでは、「FL-600」の既存の衛生配管に「FL-200」の衛生配管を「90°エルボ」または「45°エルボ」で高さを変更して接続する場合を例として説明します。

[衛生配管]コマンド(大_衛生配管アイコン)をクリックして実行し、高さ「-600」の衛生配管を作図します。

[コマンドプロパティ]の[作図選択]で[①→90L②]または[①→45L②]を選択します。

[Alt]キーを押しながら、左クリックをしても作図選択を切り替えられます。

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項目 説明

①→90L②

2点目で、90°に立下げる(立上げる)場合に選択します。

①→45L②

2点目で、45°に立下げる(立上げる)場合に選択します。

枝管の始点をクリックし、接続先の配管上をクリックします。

2点目で、[コマンドプロパティ]の[作図選択]で設定した高さまで立ち上げ(立下げ)られた枝管が作図されます。

ひねった配管を作図する

ここでは、「FL-500」(直管①)と「FL-700」(直管②)の2つの直管を4つの作図パターンで接続する方法について説明します。

[衛生配管]コマンド(大_衛生配管アイコン)をクリックして実行し、[コマンドプロパティ]で接続する配管の用途を設定します。

[コマンドプロパティ]の[作図選択]下段のいずれかを選択します。

[Alt]キーを押しながら、左クリックをしても作図選択を切り替えられます。

直管①→直管②の順で接続点をクリックします。

直管にマウスを近づけて[接続点]と表示されるポイントでクリックします。

2つの直管が接続されます。

4つの作図パターンの差異は「90°エルボ」「45°エルボ」どちらの部品を使用するか、また、1点目と2点目のどちらの位置を保持して接続するか、ということになります。

ひねった配管の作図をした際、直管と継手が切れたような状態になる場合は[部品表示補正]コマンドを実行して補正してください。部品表示補正について、詳しくは以下を参照してください。