接続している部品と一緒に移動する(伸縮移動)
接続部品のある部品を移動する際、前後の部品との接続が切れないように、接続する部品を伸縮して移動します。
45°の経路や勾配のある経路に対しても伸縮移動できます。
移動する部品の状態に応じて、[コントロールポイント]または[伸縮移動]コマンドを使って移動します。
コントロールポイントを使って配管のルートを移動する
コマンドキャンセルの状態で伸縮移動する部品を選択します。

選択した部品のコントロールポイントが表示されます。
(移動コントロールポイント)をクリックします。

移動先の目標点をクリックします。
目標点は座標入力でも指定できます。座標入力での指定方法について、詳しくは以下を参照してください。

接続された部品も含めて移動します。

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線分などの基本図形や、配管・ダクト・電気・壁・梁・通り芯・寸法線などの部品の長さを伸縮する方法について、詳しくは以下を参照してください。 |
伸縮移動コマンドを使って配管のルートを移動する
[伸縮移動]コマンド(
)をクリックして実行します。
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コマンドの実行方法 |
[衛生]タブ>[伸縮]プルダウンメニュー>[伸縮移動] [空調]タブ>[伸縮]プルダウンメニュー>[伸縮移動] [ダクト]タブ>[伸縮]プルダウンメニュー>[伸縮移動] [電気]タブ>[伸縮]プルダウンメニュー>[伸縮移動] [建築躯体]タブ>[伸縮]プルダウンメニュー>[伸縮移動] |
[コマンドプロパティ]が表示されます。
必要に応じて[コマンドプロパティ]の設定を変更します。

| 項目 | 説明 |
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曲がり位置を指示 |
伸縮移動する部品の途中に曲がり位置を指定する場合は、[On]を選択します。[On/Off]ボタンをクリックすると、[On]と[Off]が交互に切り替わります。 [選択部品のみ移動]を[On]にした場合は、指定した曲がり位置から前後の部品を発生して伸縮移動します。 |
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選択部品のみ移動 |
選択した部品のみを伸縮移動する場合は、[On]を選択します。[On/Off]ボタンをクリックすると、[On]と[Off]が交互に切り替わります。 本項目を[On]にして伸縮移動した場合は、選択した部品の前後の部品は移動せずに、選択した部品と前後の部品をつなぐ直管や継手が発生します。 |
伸縮移動する部品を選択します。
ここでは、例として枝管のルートを移動します。
メインルートは選択しないでください。

右クリックまたは[Enter]キーを押し、確定します。
基点をクリックし、移動先の目標点をクリックします。
目標点は座標入力でも指定できます。座標入力での指定方法について、詳しくは以下を参照してください。

選択した部品が伸縮移動します。
