一覧から検索して部材を配置する

FILDER SiXに登録されている器具・部材を配管図面に配置します。ここでは、例としてバルブ仕切弁「仕切弁鋳鉄10Kフランジ形外ねじ」を直管に接続して配置します。

[部材配置]コマンド(衛生_部材配置アイコン)をクリックして実行します。

コマンドの実行方法を見るコマンドの実行方法を見る

コマンドの実行方法

[衛生]タブ>[部材配置]

[空調]タブ>[部材配置]

[部材配置]ダイアログと[コマンドプロパティ]が表示されます。

[部材配置]ダイアログで配置する部材を選択します。

項目説明を見る項目説明を見る

項目 説明

(1)指定方法

器具・部材を探す方法を選択します。

  • [一覧]左側のツリー表示からフォルダを選択し、右側の器具・部材一覧から器具・部材を選択します。
  • [検索]器具・部材を型番または部品名称で検索します。

(2)表示方法

器具・部材一覧の表示方法を選択します。

  • [プレビュー]:部品名称とプレビューを表示します。プレビュー表示数器具・部材一覧の縦・横の表示数を選択できます。
  • [一覧表示]型番と部品名称を一覧表示します。項目名の[型番][部品名称]をクリックすると、部材を昇順または降順に並び替えることができます。

簡易形状

単線形状の簡易作図を表示する場合は、チェックを付けます。

(3)プレビュー表示数

表示方法で[プレビュー]を選択した場合は、器具・部材一覧の縦・横の表示数を入力します。

カレント名称

器具・部材一覧で選択している器具・部材の名称を表示します。

配置面

表示方法で[プレビュー]を選択した場合は、器具・部材一覧に表示する外形図の面を選択します。
[全ての面]を選択した場合は、1つの部品に登録されているすべての面が表示されます。

(4)ツリー表示

部材データのフォルダがツリー表示されます。選択しているフォルダに分類される器具・部材が器具・部材一覧に表示されます。

(5)器具・部材一覧

指定方法で[一覧]を選択した場合は、ツリー表示で選択しているフォルダに分類される器具・部材が表示されます。

指定方法で[検索]を選択して器具・部材を検索した場合は、検索結果が表示されます。

次回以降省略

[部材配置]コマンド実行時に、[部材配置]ダイアログを表示しない場合は、チェックを付けます。次回より[部材配置](配置位置)ダイアログのみ表示され、前回配置した部材が表示されます。

[部材配置]ダイアログで別の部材を選択する場合は、[部材配置](配置位置)ダイアログで[検索]ボタンをクリックします。

[機器情報]ボタン

選択した器具・部材の詳細情報を[機器情報]ダイアログで確認する場合にクリックします。

[削除]ボタン

[ユーザ配管製品]フォルダ内の部材を削除する場合にクリックします。

[参照]ボタン

図面に配置した器具・部材を読み取って[部材配置]ダイアログに表示する場合にクリックします。

一覧から部材を選択する場合一覧から部材を選択する場合

[部材配置]ダイアログの指定方法から[一覧]を選択します。

左側のツリー表示からフォルダをクリックし、右側の器具・部材一覧から配置する部材をクリックします。

カレント名称]に選択した部材の名称が表示されます。

[OK]ボタンをクリックします。

部材をダブルクリックしても選択できます。

[部材配置](配置位置)ダイアログが表示されます。

部材を型番・部材名称で検索する場合部材を型番・部材名称で検索する場合

[部材配置]ダイアログの指定方法から[検索]を選択します。

[型番・名称]に部材の型番または名称を入力し、[検索開始]ボタンをクリックします。

型番・部材名称の一部の文字列を入力して部分検索ができます。

検索条件をクリアするには、[新しい条件]ボタンをクリックします。

検索結果が器具・部材一覧に表示されます。

検索結果から配置する部材をクリックします。

カレント名称]に選択した部材の名称が表示されます。

[OK]ボタンをクリックします。

部材をダブルクリックしても選択できます。

[部材配置](配置位置)ダイアログが表示されます。

既存の部材を再度配置する場合は、ワープ機能を使用できます。ワープ機能について、詳しくは以下を参照してください。

[部材配置](配置位置)ダイアログで部材の配置方法を設定します。

単独で配置する場合は、[高さ][入口][出口]を設定します。配管に挿入・接続する場合は、クリックした配管の情報が取得されます。

項目説明を見る項目説明を見る

項目 説明

部材名称

手順2で選択した部材名称が表示されます。他の器具・部材を配置するには、プルダウンメニューから部材を選択します。

[検索]ボタン

[部材配置]ダイアログを表示し、他の器具・部材を選択・検索します。

高さ

配置する高さを入力します。

長さ

器具・部材の長さを入力します。長さを指定できる器具・部材を選択している場合に入力できます。

入口

入口点の口径値を選択します。

出口

出口点の口径値を選択します。

付属1

付属点1の口径値を選択します。付属点1を指定できる器具・部材を選択している場合に入力できます。

付属2

付属点2の口径値を選択します。付属点2を指定できる器具・部材を選択している場合に入力できます。

角度

配置角度を入力します。

配置

配置方法を選択します。

  • [単独+マウス回転]器具・部材の配置位置をクリック後、マウスを使って[基準点]を基点として配置角度を変更します。
  • [単独]器具・部材の配置位置でクリックします。配置する前に、キーボードの[←]キーまたは[→]キーで配置角度を変更できます。  

基準点

器具・部材の配置位置の基準点を選択します。

配置面

図面に配置する外形図の表示面を選択します。

[コマンドプロパティ]で用途や作図形状などを設定します。

[高さ]は接続部品の接続点をクリックすることで自動的に設定されます。

項目説明を見る項目説明を見る

項目 説明

コマンドプロパティハッチングアイコン(ハッチング・塗りつぶし・保温設定)

ハッチング・塗りつぶし・保温表示の設定を行って作図する場合にクリックします。

高さ

配置する高さを入力します。

主用途

配管の主用途を選択します。主用途を編集する場合は、[用途マスター設定]を選択します。詳しくは、以下を参照してください。

配管用途

配管の用途を選択します。配管用途を編集する場合は、[用途マスター設定]を選択します。詳しくは、以下を参照してください。

配管部品名称

配管部品の種類を選択します。

本項目は、リボンメニューの[設定]タブで[環境設定]をクリックし、表示されるダイアログの[システム設定]>[環境設定]>[その他]で[作図時の配管部品名称欄をグレイアウトする]のチェックを外した場合に選択できます。

単線/複線

作図する形状を単線または複線から選択します。[単/複]ボタンをクリックすると、単線と複線が交互に切り替わります。

部材を配置する直管上の位置をクリックします。

配管の中心線上をクリックします。単線の場合は線上をクリックします。

部材が配置されます。続けて部材を配置するには、別の配置位置をクリックします。

器具・部材を図面に単独配置する場合は、[部材配置](配置位置)ダイアログの[配置]の設定により、配置方法が以下のようになります。

  • [配置]で[単独+マウス回転]を選択した場合:器具・部材の配置後、マウスで配置角度を変更します。

  • [配置]で[単独]を選択した場合:キーボードの[←]キーまたは[→]キーで配置角度を変更し、器具・部材の配置を配置します。

ユーザー登録した配管部品や継手マスターに登録した配管部品も、部材として配置できます。配管部品のユーザー登録、継手マスター登録について、詳しくは以下を参照してください。