[配管サイズ記号]タブ

配管サイズ記号の表示順序や表示方法などを設定します。また、衛生配管や、空調配管を連続配管で作図する場合、配管サイズ記号の自動表示の有無などを設定できます。

[サイズ記号]コマンドの[コマンドプロパティ]で配管サイズ記号設定アイコン(配管サイズ記号設定)をクリックしても、同じ設定画面を表示できます。

項目 説明

表示順

略称、サイズ、高さ、長さの表示順序を設定します。1~4の番号の順序で各項目が表示されます。表示する必要がない場合は[なし]を選択します。

以下は、[表示順]の設定と実際の表示の一例です。

シートに階を設定している場合は、[高さ]を選択すると階情報も表示されます。

[デフォルト登録]ボタン

新規図面ファイルに、現在の設定を反映させる場合にクリックします。

3桁毎にカンマを表示する

高さを表示する際、3桁ごとにカンマを表示する場合はチェックを付けます。

長さを()ではさむ

長さを( )カッコに入れて表示する場合はチェックを付けます。[表示順]で[長さ]を選択した場合に設定できます。

長さにLをつける

長さに「L」を付けて表示する場合はチェックを付けます。[表示順]で[長さ]を選択した場合に設定できます。

サイズ単位

配管サイズの単位表示を選択します。

高さ基準

配管に表示するサイズ記号の高さ基準を選択します。

スラブ高さやGL高さなどは、[躯体高さ設定]ダイアログで設定します。

階も表示する

階も表示する場合は、チェックを付けます。

シートに階を設定している場合に階が表示されます。

表示方法

配管サイズ記号の表示方法を選択します。

  • [側面表示]:配管と平行に配置します。
  • [管中心表示]:配管の中心線上に配置します。文字と重なった中心線は表示されません。
  • [引出表示]:配管の任意の位置から矢印付きの引き出し線を用いて配置します。
  • [複数表示]:配管サイズ記号が複数ある場合は、1箇所にまとめて配置します。

15度まるめ

引き出し線を15°単位で補正する場合はチェックを付けます。[表示方法]で[引出表示]を選択した場合に選択できます。

[文字サイズ設定]ボタン

クリックすると[文字サイズ設定]ダイアログの[記号文字]タブが表示され、配管サイズ記号の文字の大きさなどを設定できます。

記号文字の設定は、配管サイズ記号、ダクトサイズ記号、スリーブサイズ記号、立管寸法、系統記号で共通です。

[冷媒配管設定]ボタン

クリックすると[冷媒配管設定]ダイアログが表示され、冷媒配管記号を表示する際の表示順序、使用する記号の選択、高さの基準、配置、サイズ表示の方法などを設定できます。

長さ

配管の長さの表示方法を選択します。

単位

配管の長さの単位を選択します。

整数部が0の場合、0を省略する

距離の整数部が0の場合、0を省略して表示する場合はチェックを付けます。[単位]で[m]を選択した場合に設定できます。

サイズ記号自動表示

連続配管時、配管サイズ記号を自動表示する場合はチェックを付けます。

仮表示で作成

配管サイズ記号を仮表示する場合はチェックを付けます。仮表示されている配管サイズ記号は印刷されません。
仮表示のサイズ記号を印刷する場合は、サイズ記号を右クリックして、表示されるメニューの[表示状態切替]をクリックし、[表示状態切替]ダイアログで[印刷する]にチェックを付けます。

サイズ記号表示色

仮表示される配管サイズ記号の色を選択します。
[仮表示で作成]にチェックが付いている場合に設定できます。

側面表示への自動切替

チェックを付けると、[表示方法]で[管中心表示]を選択している場合、配管の幅に配管サイズ記号が収まらないときは、自動的に側面表示に切り替わります。

矢印種類

矢印の種類を選択します。

角度

矢印の先端形状の角度を入力します。

矢印サイズ

矢印の先端形状の大きさをミリメートル(mm)単位で入力します。

文字

チェックを付けると、配管サイズ記号の文字の色、およびペン番号を設定できます。

矢印

チェックを付けると、配管サイズ記号の矢印の色、およびペン番号を設定できます。

引出線

チェックを付けると、配管サイズ記号の引き出し線の色、およびペン番号を設定できます。

水平線

チェックを付けると、配管サイズ記号の水平線の色、およびペン番号を設定できます。

[OK]ボタン

設定内容を実行する場合にクリックします。

[キャンセル]ボタン

設定内容を取り消す場合にクリックします。

[ヘルプ]ボタン

FILDER SiXのヘルプを確認する場合にクリックします。

冷媒配管記号の表示内容を設定する

冷媒配管記号を表示する際の表示順序、使用する記号の選択、高さの基準、配置、サイズ表示の方法などを設定します。

[冷媒配管設定]ボタンをクリックします。

[冷媒配管設定]ダイアログが表示されます。

冷媒配管記号を表示する際の表示内容を設定します。

項目説明を見る項目説明を見る

項目 説明

表示順

略称、サイズ、高さ、長さの表示順序を設定します。1~4の番号の順序で各項目が表示されます。表示する必要がない場合は[なし]を選択します。

右側に冷媒配管記号のプレビューが表示されます。

冷媒管サイズの記号を使用する

冷媒管のサイズを記号で表示する場合にチェックを付けます。
チェックが外れている場合はガス管・液管のサイズが表示されます。

サイズ単位

冷媒管サイズの単位表示を選択します。
[冷媒管サイズの記号を使用する]のチェックが外れている場合に設定できます。

高さ基準

冷媒管に表示するサイズ記号の高さ基準を選択します。

階も表示する

階も表示する場合は、チェックを付けます。

シートに階を設定している場合に階が表示されます。

表示方法

冷媒管サイズ記号の表示方法を選択します。

  • [側面表示]:冷媒管と平行に配置します。
  • [管中心表示]:冷媒管の中心線上に配置します。文字と重なった中心線は表示されません。
  • [引出表示]:冷媒管の任意の位置から矢印付きの引き出し線を用いて配置します。
  • [複数表示]:冷媒管サイズ記号が複数ある場合は、1箇所にまとめて配置します。

15度まるめ

引き出し線を15°単位で補正する場合はチェックを付けます。[表示方法]で[引出表示]を選択した場合に設定できます。

冷媒配管サイズ

冷媒管サイズの表示順序、区切り文字、小数点以下の扱いを設定します。

  • [表示順]:冷媒管サイズの表示順序を、[液、ガス、(高圧ガス)]、または[ガス、(高圧ガス)、液]から選択します。
  • [区切り文字]:[,(カンマ)]、または[文字]を選択します。[文字]を選択した場合は、区切りに使う文字を右のテキストボックスに入力します。

[冷媒管サイズの記号を使用する]のチェックが外れている場合に設定できます。

[冷媒管サイズ設定]ボタン

クリックすると[冷媒管サイズ設定]ダイアログが表示され、冷媒管サイズの追加や削除、冷媒管サイズへの記号の割り当て、表示順序を設定できます。

小数点以下を省略する

チェックを付けると、数値の表示から小数点以下が省略されます。

[デフォルト登録]ボタン

新規図面ファイルに、現在の設定を反映させる場合にクリックします。

[OK]ボタン

設定内容を実行する場合にクリックします。

[キャンセル]ボタン

設定内容を取り消す場合にクリックします。

[ヘルプ]ボタン

FILDER SiXのヘルプを確認する場合にクリックします。

[OK]ボタンをクリックします。

冷媒管サイズの表示が設定され、[冷媒配管設定]ダイアログが閉じます。

[OK]ボタンをクリックします。

[記号設定]ダイアログが閉じます。

冷媒配管サイズを設定する

冷媒管サイズの追加や削除、冷媒管サイズへの記号の割り当て、表示順序を設定します。

[冷媒配管設定]ボタンをクリックします。

[冷媒配管設定]ダイアログが表示されます。

[冷媒配管設定]ダイアログの[冷媒管サイズ設定]ボタンをクリックします。

[冷媒管サイズ設定]ダイアログが表示されます。

表示する冷媒管サイズの追加や削除、冷媒管サイズへの記号の割り当て、表示順序を設定します。

項目説明を見る項目説明を見る

項目 説明

冷媒管サイズの記号を使用する

冷媒管のサイズを記号で表示する場合にチェックを付けます。
チェックが外れている場合はガス管・液管のサイズが表示されます。

冷媒管サイズ

冷媒管サイズが一覧表示されます。

[追加]ボタン

冷媒管サイズを新規に追加する場合にクリックします。

[削除]ボタン

[冷媒管サイズ]で選択した行を削除する場合にクリックします。

[割当]ボタン

クリックすると、図面で使用中の冷媒管サイズにのみ記号が割り当てられ、その他の冷媒管サイズには[未使用]と表示されます。

[冷媒管サイズ表]コマンドを使用して冷媒管サイズの凡例表を作図する際、事前に[割当]を実行すると、使用している冷媒管サイズの表を作成できます。

記号1

使用する記号を選択します。

記号2

使用する記号の形状を選択します。

ソート

冷媒管サイズの表示順序を選択します。

表示順1

ガス、(高圧ガス)、液の表示順序を選択します。

表示順2

2管式と3管式の表示順序を選択します。

[読み込み]ボタン

クリックすると[開く]ダイアログが表示され、冷媒管サイズの設定を、保存された設定ファイル(.csv)から読み込めます。

[保存]ボタン

クリックすると[名前を付けて保存]ダイアログが表示され、現在の冷媒管サイズの設定をCSVファイル(.csv)として任意のファイルパスに保存できます。

[デフォルト登録]ボタン

新規図面ファイルに、現在の設定を反映させる場合にクリックします。

[OK]ボタン

設定内容を実行する場合にクリックします。

[キャンセル]ボタン

設定内容を取り消す場合にクリックします。

[OK]ボタンをクリックします。

冷媒管サイズが設定され、[冷媒管サイズ設定]ダイアログが閉じます。

[OK]ボタンをクリックします。

[冷媒配管設定]ダイアログが閉じます。

[OK]ボタンをクリックします。

[記号設定]ダイアログが閉じます。