FILDER SiX 3D Viewerとは
FILDER SiX 3D Viewerは、FILDER SiXで作図した図形を3D表示するためのウィンドウです。
FILDER SiXで3Dビューを作成すると、[FILDER SiX 3D Viewer]ウィンドウが開き、3Dビューが表示されます。3Dビューの作成方法について、詳しくは以下を参照してください。
[FILDER SiX 3D Viewer]ウィンドウ上では、3Dの形状で表示して確認するだけではなく、部材の伸縮移動などの編集を行うこともできます。[FILDER SiX 3D Viewer]ウィンドウを開いた後に作図ウィンドウで行った編集や追加は、同時に[FILDER SiX 3D Viewer]ウィンドウにも反映されます。

また、複数の図面で3Dビューを作成して表示する際、1つのウィンドウ内で複数のビューを切り替えて表示するか、ウィンドウを複数表示するかの設定を選択できます。
シングルビューの場合
作成した3Dビューは、1つの[FILDER SiX 3D Viewer]ウィンドウ内に表示されます。
3Dビューは[ウィンドウ]プルダウンメニューからファイル名称を選択するか、[Ctrl]+[Tab]キーで切り替えることができます。


マルチビューの場合
作成した3Dビューは、異なる[FILDER SiX 3D Viewer]ウィンドウに表示されます。

3D表示に対応する部材
FILDER SiXの設備や躯体で作図した部材およびIFCファイルのみ3D表示できます。ただし、リボンメニューの[基本作図]タブで作成した部材は、BOXと円柱を除き3D表示できません。
電気シンボルは、[コマンドプロパティ]または[プロパティ]の[サイズ高さ]を設定するとボックスで表示されます。
FILDER SiX電気版の3D表示について
FILDER SiX電気版では、空調機器・衛生機器・配管・ダクトは3D表示されますが、編集はできません。
操作の概要
[FILDER SiX 3D Viewer]ウィンドウのツールバーで、図形の回転や拡大・縮小、移動などの操作ができます。

| 番号 | 項目 | 説明 |
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(1) |
画面保存 |
表示している図形をBMP形式、JPEG形式、PNG形式の画像ファイルで保存します。 |
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(2) |
印刷 |
表示している図形を印刷します。 |
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(3) |
全体表示 |
表示面はそのままで、図形の全体が見えるように表示します。 |
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(4) |
Z軸回転 |
左右横方向に画面をドラッグすると、Z軸を中心に図形が左右に回転します。 上下方向に画面をドラッグすると、X軸を中心に図形が上下に回転します。 |
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(5) |
パン |
表示面はそのままで、図形を上下左右に移動します。 |
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(6) |
拡大・縮小 |
拡大・縮小します。 |
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(7) |
ウォークスルー |
3Dビュー内を歩くように視点を移動します。 |
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(8) |
領域拡大 |
領域指定した大きさに拡大します。 |
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(9) |
シェーディング |
図形を陰影処理し、滑らかで立体的な表示に切り替えます。 |
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(10) |
フラット |
表示速度を優先させた立体的な表示に切り替えます。 |
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(11) |
隠線表示 |
図形を隠線処理した表示に切り替えます。 |
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(12) |
ワイヤーフレーム |
図形を線や輪郭の表示に切り替えます。 |
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(13) |
前面 背面 平面 底面 左側面 右側面 |
図形を回転させて、前面、背面、平面、底面、左側面、右側面表示に切り替えます。 |
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(14) |
アイソメトリック |
立体を斜めから見た図に切り替えます。 |