通り芯を作図する

汎用図形の通り芯の位置にFILDER SiXの属性を持った通り芯を作図します。

[建築躯体]タブの[通り芯]コマンド()をクリックして実行します。

[コマンドプロパティ]が表示されます。

[コマンドプロパティ]で通り芯のバルーンを設定します。

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項目 説明

バルーン文字列

バルーンの文字列を入力します。

文字列を「,」(半角カンマ)で区切って入力すると、バルーン内の文字を複数段(最大3段)で配置できます。

バルーン半径

バルーンの半径を入力します。

バルーンオフセット

通り芯とバルーンのオフセット値(通り芯の端点からの距離)を入力します。

バルーンフォント

バルーンのフォントを選択します。

X1の通り芯を配置します。

[コマンドプロパティ]で[バルーン文字列]に「X1」を入力し、X1の通り芯の始点と終点をクリックします。

[新規通り芯 配置]ダイアログが表示されます。

ここでは、先に配置したX1の通り芯を基準とし、通過点を指示することで残りのX2、X3の通り芯を配置します。

[配置方法]で[通過点指示]を選択し、バルーンの設定はそのままで[OK]ボタンをクリックします。

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項目 説明

バルーン作成

通り芯にバルーンを付ける場合にチェックを付けます。

バルーンオフセット

[コマンドプロパティ]の設定が反映されます。必要に応じて変更できます。

バルーン文字列

[コマンドプロパティ]の設定が反映されます。必要に応じて変更できます。

X2とX3の通り芯の通過点をクリックします。

X2とX3の通り芯が配置されます。

右クリックまたは[Enter]キーを押し、確定します。

Y軸の通り芯を作成するための[新規通り芯 配置]ダイアログが表示されます。

[バルーン文字列]に「Y1」を入力し、[OK]ボタンをクリックします。

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項目 説明

バルーンオフセット

通り芯とバルーンのオフセット値(通り芯の端点からの距離)を入力します。

バルーン文字列

バルーンの文字列を入力します。

文字列を「,」(半角カンマ)で区切って入力すると、バルーン内の文字を複数段(最大3段)で配置できます。

Y1の通り芯の始点をクリックしてから、通り芯の終点をクリックします。

[新規通り芯 配置]ダイアログが表示されます。

[配置方法]で[通過点指示]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

Y2とY3の通り芯の通過点をクリックします。

Y2とY3の通り芯が配置されます。

等間隔の通り芯を一括して作図する場合等間隔の通り芯を一括して作図する場合

通り芯の間隔がすべて同じ場合は、芯間隔、本数を指定して一括で作成できます。

[コマンドプロパティ]で[バルーン文字列]に「X1」を入力し、X1の通り芯の始点と終点をクリックします。

[新規通り芯 配置]ダイアログが表示されます。

[配置方法]で[芯間隔・本数指示]を選択してから、[通り芯間隔]と[作成本数]を入力し、[OK]ボタンをクリックします。

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項目 説明

通り芯間隔

通り芯と通り芯の間隔を入力します。

作成本数

基準となる通り芯を作成後、続けて作成する通り芯の本数を入力します。

通り芯の配置方向をクリックします。

 X軸の通り芯が等間隔で配置され、Y軸の通り芯を作成するための[新規通り芯 配置]ダイアログが表示されます。

[新規通り芯]ボタンをクリックします。

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項目 説明

通り芯間隔

[配置方法]で[芯間隔・本数指示]を選択した場合に、通り芯と通り芯の間隔を入力します。

作成本数

[配置方法]で[芯間隔・本数指示]を選択した場合に、基準となる通り芯を作成後、続けて作成する通り芯の本数を入力します。

バルーンオフセット

通り芯とバルーンのオフセット値(通り芯の端点からの距離)を入力します。

バルーン文字列

バルーンの文字列を入力します。

文字列を「,」(半角カンマ)で区切って入力すると、バルーン内の文字を複数段(最大3段)で配置できます。

[割込み]ボタン

通り芯配置時にコマンドを使用する場合にクリックします。

割込みコマンドを終了する場合は、右クリックして表示されるメニューから[戻り]をクリックします。

[新規通り芯]ボタン

連続の通り芯ではなく、任意の位置に新たに作成する場合や、角度の違う通り芯を作成する場合にクリックします。

手順1~4を繰り返し、Y軸の通り芯を作図します。

始点と終点を指定して1本ずつ作図する場合始点と終点を指定して1本ずつ作図する場合

配置する通り芯の始点と終点をクリックします。

[新規通り芯 配置]ダイアログが表示されます。

[配置方法]で[始終点指示]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

通り芯が配置され、[新規通り芯 配置]ダイアログが表示されます。

[OK]ボタンをクリックして、手順1~2を繰り返し、通り芯を作図します。

[Esc]キーを押します。

通り芯の作図が終了します。

バルーン文字列の自動更新について

バルーン文字に半角英数字を入力した場合は、通り芯を連続作成するとバルーン文字が自動更新されます。

  • 半角英数以外の文字、複数段の文字は自動更新されません。
  • 半角数字を入力した場合は、「0」から昇順に更新され、半角英字を入力した場合は、大文字と小文字に区別され「a」から昇順に更新されます。
  • 半角数字と半角英字の組み合わせによる2文字のバルーン文字の場合は、数字部分が更新されます。ただし、この場合の数字の自動更新は「9」までとなります。

躯体図のレイヤを編集不可に設定する場合は、ツールバーの[レイヤ]の[詳細]ボタンから設定できます。詳しくは、以下を参照してください。