エクスポートしたユーザー登録データをインポートする

専用アプリケーション「MasterUtility」を使用してエクスポート(書き出し)したユーザー機器データを、FILDER SiXにインポート(読み込み)します。
インポート時は、あらかじめFILDER SiXを終了させておいてください。

  • 同じPC内にインストールされている旧製品(FILDER CeeD・FILDER Cube・FILDER Rise)からユーザー登録データをインポートする方法について、詳しくは以下を参照してください。
  • ユーザー登録データをエクスポートする方法について、詳しくは以下を参照してください。
  • 「MasterUtility」の読み込み対象となるのは、ユーザー登録部品(機器・配管部品・電気シンボル)のデータです。

FILDER SiXが終了していることを確認し、MasterUtilityを起動します。

Windowsのバージョンや環境によって起動方法が異なります。

Windows 11では、スタートボタン(スタートアイコン)をクリックして、[すべて]をクリックし、「FILDER SiX」フォルダの「MasterUtility」をクリックします。

デフォルトでは、MasterUtilityの実行ファイル(MasterUtility.exe)は、「C:\Program Files\Daikin\FILDER SiX」フォルダにあります。

MasterUtilityが起動し、[ユーザー登録部品インポート/エクスポートユーティリティ]ダイアログ(処理の選択)が表示されます。

[インポート]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

[ユーザー登録部品インポート/エクスポートユーティリティ]ダイアログ(ユーザー部品データのインポート)が表示されます。

[...]ボタンをクリックします。

[開く]ダイアログが表示されます。

インポートするファイル(*.mdf)を選択し、[開く]ボタンをクリックします。

[開く]ダイアログが閉じ、[ユーザー登録部品インポート/エクスポートユーティリティ]ダイアログ(ユーザー部品データのインポート)が表示されます。

[次へ]ボタンをクリックします。

ユーザー登録している機器・配管部品・電気シンボルのバックアップファイルを保存する場合は、[インポートを行う前にデータベースファイルのバックアップを行う]にチェックを付けます。

バックアップファイル(HasDatabase.mdf)は、「C:\Users\ユーザー名\Documents\FILDER SiX\BackUp」フォルダに保存されます。

[ユーザー登録部品インポート/エクスポートユーティリティ]ダイアログ(処理条件確認)が表示されます。

処理内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。

データがインポートされた後、[ユーザー登録部品インポート/エクスポートユーティリティ]ダイアログ(処理終了しました)が表示されます。

[終了]ボタンをクリックします。

ダイアログが閉じ、データのインポートが完了します。

旧製品で登録したユーザー機器データをFILDER SiXにインポートする場合旧製品で登録したユーザー機器データをFILDER SiXにインポートする場合

FILDER CeeD・FILDER Cube・FILDER Riseのユーザー登録部品のデータを、FILDER SiXにインポートします。

FILDER CeeDのユーザー登録部品のデータをインポートする場合を例に説明します。FILDER CeeDは終了させておいてください。

 

作業前にインポートするデータが格納されている「ProgramData」フォルダ(隠しフォルダ)を表示しておく必要があります。パソコンの設定を確認し、隠しフォルダを表示する設定にします。ただし、隠しフォルダや隠しファイルを誤って削除・変更するとパソコンに重大な影響を与える可能性があるので、作業後は非表示に戻してください。

  • Windows10の場合は、エクスプローラーの[表示]タブをクリックし、[隠しファイル]にチェックを付けます。
  • Windows11の場合は、エクスプローラーの[表示]タブをクリックして[表示]をクリックし、[隠しファイル]にチェックを付けます。

MasterUtilityを起動して、[旧製品からユーザー登録部品をインポート]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

[ユーザー登録部品インポート/エクスポートユーティリティ]ダイアログ(ユーザー部品データのインポート)が表示されます。

[...]ボタンをクリックします。

[フォルダーの参照]ダイアログが表示されます。

FILDER CeeDの「HasData」フォルダをクリックし、[OK]ボタンをクリックします。

 

インポート対象のユーザー部品データがあるデフォルトのフォルダは、以下のとおりです。

  • FILDER CeeDのHasDataフォルダ:「C:\ProgramData\Daikin\FILDER CeeD」フォルダ
  • FILDER CubeのHasDataフォルダ:「C:\ProgramData\Daikin\FILDER Cube」フォルダ
  • FILDER RiseのHasDataフォルダ:「C:\Program Files (x86)\Daikin\FILDER Rise」フォルダ

[フォルダーの参照]ダイアログが閉じます。

[次へ]ボタンをクリックします。

ユーザー登録している機器・配管部品・電気シンボルのバックアップファイルを保存する場合は、[インポートを行う前にデータベースファイルのバックアップを行う]にチェックを付けます。

バックアップファイル(HasDatabase.mdf)は、「C:\Users\ユーザー名\Documents\FILDER SiX\BackUp」フォルダに保存されます。

[ユーザー登録部品インポート/エクスポートユーティリティ]ダイアログ(処理条件確認)が表示されます。

処理内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックします。

データがインポートされた後、[ユーザー登録部品インポート/エクスポートユーティリティ]ダイアログ(処理終了しました)が表示されます。

[終了]ボタンをクリックします。

ダイアログが閉じ、データのインポートが完了します。

電気シンボルデータをインポートする

[電気シンボル・エクスポート]コマンドでエクスポートした電気シンボルをインポートします。

選択したフォルダ内の電気シンボルのみを対象にエクスポート/インポートできるのは、エクスポート/インポートの両方を同じバージョンのFILDER SiXで行う場合に限ります。

ユーザー登録した電気シンボルをバックアップしておきたい場合や、インポート先のパソコンのFILDER SiXのバージョンが違う場合、バージョン自体が不明な場合は、「MasterUtility」を使用してください。

[電気]タブの[電気シンボル]プルダウンメニューから[電気シンボル・インポート]コマンド(電気シンボル・インポートアイコン)をクリックして実行します。

[電気シンボル登録]ダイアログが表示されます。

をクリックします。

[開く]ダイアログが表示されます。

インポートするファイル(*.mdf)を選択し、[開く]ボタンをクリックします。

[電気シンボル登録]ダイアログが表示されます。

インポートする電気シンボルが含まれるフォルダにチェックを付けて[インポート]ボタンをクリックします。

フォルダをクリックして選択すると、含まれている電気シンボルを確認できます。

  • チェックを付けたフォルダ内の電気シンボルすべてがインポートされます。
  • 登録済みの電気シンボルと同じ名前の電気シンボルをインポートしようとすると、上書きするかスキップするかを確認するダイアログが表示されます。

インポートの完了ダイアログが表示されます。

インポートを終了する場合は[いいえ]ボタンをクリックします。

インポートを続ける場合は[はい]ボタンをクリックします。

インポートが完了し、確認ダイアログが表示されます。

[OK]ボタンをクリックします。

インポートした電気シンボルを使用するには、FILDER SiXを再起動します。