ダクトの口径を変更する
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作図済みのダクトの口径を変更する方法として、ダクトを選択してから[プロパティ]やミニツールバーで変更する方法と、コマンドを使用して変更する方法があります。コマンドを使用する方法は直管ごとに口径を変更する必要があるため、[プロパティ]やミニツールバーからの操作を推奨しています。 |
プロパティやミニツールバーから変更する
同一口径で接続されたダクトや部材を同時に口径変更する
選択したダクトと、接続された同一口径のダクトや部材を同時に口径変更します。経路の途中に異径部材が配置されている場合は、選択したダクトから異径部材までの口径が変更されます。
ここでは、例として口径「200」の丸ダクトの口径を「150」に変更します。
コマンドキャンセルの状態で、口径を変更する直管ダクトを選択します。

[プロパティ]とミニツールバーが表示されます。
[プロパティ]またはミニツールバーに変更後の口径を入力します。

[ダクト口径変更]ダイアログが表示されます。
変更後のダクトの口径を確認して、[変更方法]の[変更を吸収できる部材まで口径変更]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

| 項目 | 説明 |
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サイズ1 |
変更後の口径値を入力します。角ダクトの場合は、天の口径値(W)を入力します。 |
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サイズ2 |
角ダクトの褄の口径値(H)を入力します。丸ダクトの場合は、本項目は変更できません。 |
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変更方法 |
口径の変更方法を選択します。
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水平方向の面あわせをする |
口径変更後、面合わせをする場合は、チェックを付けます。面合わせ方向に指定した側の管の側面に合わせます。 |
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高さ方向の面あわせ |
口径を変更したダクト部材の高さの基準位置を選択します。角ダクトの場合に設定できます。 |
選択したダクトと、同一口径で接続されたダクトや継手の口径が変更されます。

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以下のような場合も、[ダクト口径変更]ダイアログの[変更方法]から[変更を吸収する部材まで口径変更]を選択して口径を変更してください。
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選択したダクトのみ口径を変更する
選択した直管ダクトの口径を変更します。他のダクト部材と接続している場合は、ホッパを配置します。
ここでは、例として口径「200」の丸ダクトの口径を「150」に変更します。
コマンドキャンセルの状態で、口径を変更する直管ダクトを選択します。

[プロパティ]とミニツールバーが表示されます。
[プロパティ]またはミニツールバーに変更後の口径を入力します。

[ダクト口径変更]ダイアログが表示されます。
変更後のメインルートの口径を確認して、[変更方法]の[指定した直管のみの口径変更]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

| 項目 | 説明 |
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サイズ1 |
変更後の口径値を入力します。角ダクトの場合は、天の口径値(W)を入力します。 |
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サイズ2 |
角ダクトの褄の口径値(H)を入力します。丸ダクトの場合は、本項目は変更できません。 |
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変更方法 |
口径の変更方法を選択します。
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水平方向の面あわせをする |
口径変更後、面合わせをする場合は、チェックを付けます。面合わせ方向に指定した側の管の側面に合わせます。 |
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高さ方向の面あわせ |
口径を変更したダクト部材の高さの基準位置を選択します。角ダクトの場合に設定できます。 |
選択したダクトのみが口径変更されます。

口径変更の開始位置を指示して変更する
ダクト上で口径変更の開始位置と方向を指示し、接続している同一口径のダクトや部材の口径を変更します。異径部材が配置されている場合は、開始位置から異径部材までの口径が変更されます。
ここでは、例として口径「250」の丸ダクトの口径を「200」に変更します。
コマンドキャンセルの状態で、口径を変更する直管ダクトを選択します。
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[プロパティ]とミニツールバーが表示されます。
[プロパティ]またはミニツールバーに変更後の口径を入力します。

[ダクト口径変更]ダイアログが表示されます。
変更後のメインルートの口径を確認して、[変更方法]の[管の途中からの口径変更]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

| 項目 | 説明 |
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サイズ1 |
変更後の口径値を入力します。角ダクトの場合は、天の口径値(W)を入力します。 |
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サイズ2 |
角ダクトの褄の口径値(H)を入力します。丸ダクトの場合は、本項目は変更できません。 |
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変更方法 |
口径の変更方法を選択します。
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水平方向の面あわせをする |
口径変更後、面合わせをする場合は、チェックを付けます。面合わせ方向に指定した側の管の側面に合わせます。 |
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高さ方向の面あわせ |
口径を変更したダクト部材の高さの基準位置を選択します。角ダクトの場合に設定できます。 |
口径変更の開始位置をダクト上でクリックします。

口径を変更する方向をクリックします。

指定した位置を始点として、ダクトが口径変更されます。

コマンドを実行して変更する(ダクト口径変更)
[ダクト口径変更]コマンドを使用する場合は、直管ごとに口径を変更します。系統を選択して変更する場合は、[プロパティ]またはミニツールバーから変更します。詳しくは、以下を参照してください。
ここでは、例として選択した「250×250」(W×H)の角ダクトの直管を「300×300」(W×H)に変更します。
[ダクト]タブの[ダクト口径変更]コマンド(
)をクリックして実行します。

[ダクト口径変更]ダイアログが表示されます。
変更後の口径値を[サイズ1](天)[サイズ2](褄)に入力して、[指定した直管のみの口径変更]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

| 項目 | 説明 |
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サイズ1 |
変更後の口径値を入力します。角ダクトの場合は、天の口径値(W)を入力します。 |
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サイズ2 |
角ダクトの褄の口径値(H)を入力します。丸ダクトの場合は、本項目は変更できません。 |
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変更方法 |
口径の変更方法を選択します。
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水平方向の面あわせをする |
口径変更後、面合わせをする場合は、チェックを付けます。面合わせ方向に指定した側の管の側面に合わせます。 |
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高さ方向の面あわせ |
口径を変更したダクト部材の高さの基準位置を選択します。角ダクトの場合に設定できます。 |
口径を変更するダクトを選択します。

選択した直管の口径が変更されます。



