[JWW設定]の設定

JWWファイルの読み込み、および書き出し時にデータが変換される際の詳細設定を行います。

  • 設定内容は、テーブルとして複数保存できます。
  • JWWファイルの読み込み時、JWWファイルで設定されている線種、および色番号をFILDER SiXでの設定に割り当てることができます。
  • レイヤ、色、線種の読み込み、および書き出しを個々に設定できます。
  • 対応している拡張子は、jwwです。

ダイアログの開き方

[設定]タブ>[環境設定]

項目 説明

キーワード検索

キーワードを入力して[検索]ボタンをクリックすると、関連する設定項目が画面左側のツリー図に表示されます。

ファイルの場所

テーブル名称が保存されているファイルパスが表示されます。

テーブル名称

[テーブルリスト]で選択したテーブル名称(設定内容の名前)が表示されます。任意のテーブル名称を入力して[登録]ボタンをクリックすると設定を登録できます。

テーブルリスト

登録されているテーブル名称が表示されます。

  • ここでクリックして選択したテーブル名称の内容が、[テーブル名称]に表示されます。
  • デフォルトでは、標準設定として[JWW設定]が登録されています。

[登録]ボタン

現在の設定内容を、[テーブル名称]に入力されているテーブル名称で登録します。

[削除]ボタン

[テーブルリスト]で選択したテーブルを削除できます。

入力時の色の取り扱い

JWWファイルを読み込む際の色の扱いを設定します。

  • FILDER SiXに合わせる]FILDER SiXでデフォルト登録されている色の設定を使用して読み込みます。
  • [JW-CADに合わせる]:JWWファイルが保持している色の設定を使用して読み込みます。

出力時は図面ファイルの色の設定を使用します。

入力時の線種の取り扱い

JWWファイルを読み込む際の線種の扱いを設定します。

  • FILDER SiXに合わせる]FILDER SiXの線種に変換して読み込みます。
  • [JW-CADに合わせる]:JWWファイルが保持している線種のまま読み込みます。

読み込み時の設定

図面ファイルの用紙サイズやスケールを読み込み時に指定するか、あらかじめデフォルト値を設定しておくかを設定します。

  • [問い合わせ]:読み込み時の用紙サイズ、スケールの指定方法を選択します。
    • [する]
    • [しない(指定した用紙サイズ、スケール)]
    • [しない(スケール自動計算)]
  • [デフォルト値]:読み込み時のデフォルト値を設定します。
    • [用紙種類]:用紙の種類を選択します。
    • [方向]:用紙の方向を選択します。
    • [大きさ]:用紙の実寸が表示されます。
    • [作図スケール]:図面のスケールを入力します。

[問い合わせ]で[する][しない(指定した用紙サイズ、スケール)]を選択した場合、図面内のレイヤのスケールはすべて同じスケールに統一して読み込まれます。異なるスケールのレイヤが混在しているJWWファイルの場合は、[しない(スケール自動計算)]を選択してください。

線幅情報の取り扱い

JWWファイルの読み込み時、書き出し時に線幅情報を反映させるかを設定します。

  • [入力時]:JWWファイルの読み込み時に、線幅情報を取り込むかどうかを選択します。
  • [出力時]:JWWファイルの書き出し時に、線幅情報を出力するかどうかを選択します。

点の取り扱い

JWWファイルの読み込み時、書き出し時の点の扱いを設定します。

  • [入力時]:JWWファイルの読み込み時に、点を取り込むかどうかを選択します。
  • [出力時]:JWWファイルの書き出し時に、点を出力するかどうかを選択します。

ラスタデータの取り扱い

JWWファイルを読み込む際のラスタデータの扱いを設定します。

  • [入力時]:JWWファイルの読み込み時に、ラスタデータを[FILDER SiX図面に取り込む]か[外部ファイルとして取り込む]かを選択します。
  • [出力時]:JWWファイルの書き出し時に、ラスタデータを[JWW図面に同梱する]か[外部ファイルとして出力する]かを選択します。
    この設定はV7.0の出力時に有効です。V7.0未満の場合は外部ファイルとして出力されます。

印刷色の取り扱い

JWWファイルの読み込み時、書き出し時の印刷色の扱いを設定します。

  • [入力時]:JWWファイルの読み込み時に、印刷色を取り込むかどうかを選択します。
  • [出力時]:JWWファイルの書き出し時に、印刷色を出力するかどうかを選択します。

出力時の線種・色の扱い

JWWファイルの書き出し時のSXF対応情報と、変換方法の指定を設定します。

  • [SXF対応拡張色・線種を保持して出力する]:SXF対応の拡張色と線種を保持して出力する場合にチェックを付けます。元のデータがJWW図面の場合に有効です。
  • [9番目以降の色使用時、変換方法(自動/手動/図形属性詳細)]:9番目以降の色を使用している図面の色の変換方法を毎回選択する場合にチェックを付けます。詳しくは、以下を確認してください。

[図形属性詳細]ボタン

[図形属性詳細]ダイアログが表示され、レイヤ、色、線種の入出力時の詳細な変換方法を設定できます。

[OK]ボタン

設定内容を反映してダイアログを閉じます。

[キャンセル]ボタン

設定内容を反映せずにダイアログを閉じます。

JWW形式への保存について

9番目以降の線色を使用して作図した図面をJWW形式に保存する場合は、変換途中で[JWW保存]ダイアログが表示されます。[JWW保存]ダイアログで、9番目以降の線色の変換方法を選択します。

ただし、[JWW保存]ダイアログを表示させるには、[JWW設定]で[9番目以降の色使用時、変換方法(自動/手動/図形属性詳細)]にチェックを付ける必要があります。

項目説明を見る項目説明を見る

項目 説明

自動変換

線色が以下のように自動変換されます。

  • 色1~色8はFILDER SiXで設定した色で出力されます。
  • 色9以降は色1~色8の近い色に変換して出力されます。
  • SXF対応拡張色を保持する設定が有効になっている場合は、SXF対応拡張色で出力されます。
    SXF対応拡張色を保持する設定を有効にするには、[JWW設定]の[SXF対応拡張色・線種を保持して出力する]にチェックを付けます。

手動変換

[図形属性詳細]ダイアログで線色ごとに変換後の色(色1~色8)を設定し、変換します。

[手動変換]を選択し、[OK]ボタンをクリックすると[図形属性詳細]ダイアログが表示されます。

[図形属性詳細]ダイアログを閉じると、確認ダイアログが表示されます。[はい]ボタンをクリックすると、[図形属性詳細]ダイアログで設定した内容が、[JWW設定]の[図形属性詳細]に上書き保存されます。

図形属性詳細

[JWW設定]の[図形属性詳細]で設定済みの色は、色1~色8に変換して出力します。

設定していない色は[自動変換]と同じ方法で変換されます。

[図形属性詳細]ダイアログ

JWWファイルの読み込み時、書き出し時のレイヤ、色、線種を設定します。
設定した内容はテーブルリストごとに保存されます。

項目 説明

変換項目名

右側にあるプルダウンメニューから、設定するJWWファイルの読み込み時、書き出し時の変換項目を選択します。

[追加]ボタン

クリックすると変換元と変換先の値を指定するダイアログが表示され、選択した変換項目名に対して変換設定ができます。

[削除]ボタン

選択した変換項目の設定を削除できます。

[OK]ボタン

設定内容を反映してダイアログを閉じます。

[キャンセル]ボタン

設定内容を反映せずにダイアログを閉じます。