ヘテロジニアスグラフとは、複数種類のノード(頂点)やエッジ(関係)が混在して構成されるグラフ構造のことであり、単一種類の要素で構成されるホモジニアスグラフと対比される。人物・組織・製品・イベントなど異なる属性を持つ要素を一つのネットワークとして扱えるため、現実世界の複雑で多様な関係性をより忠実に表現できる点が特徴である。
このようなグラフでは、ノードやエッジに種別(タイプ)が付与され、それぞれが異なる意味や役割を持つ。例えば、企業—人物—製品を結ぶ関係、ユーザー—アイテムの関係、論文—著者—研究領域を結ぶ関係などが典型例である。こうした構造を用いることで、多様な要素間のパターン分析や推論が可能になる。
機械学習の領域では、ヘテロジニアスグラフを対象としたグラフニューラルネットワーク(HGNN)やリンク予測、レコメンデーションなどに応用されている。異種の関係を統合的に扱うことで、従来の単一構造のグラフよりも高い表現力を持つモデルを構築できる。
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