インサートを配置する

配管、ダクト、電気部材(ケーブルラック、レースウェイ、ケーブルダクト、バスダクト)、照明器具のインサートを配置します。手動、半自動、または自動から、配置方法を選択できます。

インサートを手動配置する

[インサート]コマンド()をクリックして実行します。

コマンドの実行方法を見るコマンドの実行方法を見る

コマンドの実行方法

[衛生]タブ>[スリーブ]プルダウンメニュー>[インサート]

[空調]タブ>[スリーブ]プルダウンメニュー>[インサート]

[ダクト]タブ>[スリーブ]プルダウンメニュー>[インサート]

[電気]タブ>[スリーブ]プルダウンメニュー>[インサート]

[コマンドプロパティ]が表示されます。

[配置方法]で[手動]を選択し、その他の項目を設定します。

項目説明を見る項目説明を見る

項目 説明

インサート種類

配置するインサートの種類を以下の8種類から選択します。

記号サイズ[mm]

配置するインサートの半径を入力します。

プロッタ出力したときの実寸を入力します。

ボルトサイズ

配置するインサートのボルトサイズを[3/8][1/2][5/8]から選択します。

配置方法

インサートの配置方法を選択します。[切替]ボタンでも切り替えられます。

  • [手動]: 位置を指定して配置します。
  • [半自動]:指示した配置位置から、配管またはダクトに垂線をおろした位置に配置します。
  • [自動]:指定した配置位置を基準として、[配置間隔][継手間隔]の設定に従って配置します。

配置位置をクリックします。

インサートが配置されます。

他の配置位置をクリックすると、続けてインサートが配置されます。

インサートを半自動配置する

FILDER SiXで作図した配管、ダクト、ラックなど、設備情報がある部品に対して、半自動でインサートを配置できます。

[インサート]コマンド()をクリックして実行します。

コマンドの実行方法を見るコマンドの実行方法を見る

コマンドの実行方法

[衛生]タブ>[スリーブ]プルダウンメニュー>[インサート]

[空調]タブ>[スリーブ]プルダウンメニュー>[インサート]

[ダクト]タブ>[スリーブ]プルダウンメニュー>[インサート]

[電気]タブ>[スリーブ]プルダウンメニュー>[インサート]

[コマンドプロパティ]が表示されます。

[配置方法]で[半自動]を選択し、その他の項目を設定します。

項目説明を見る項目説明を見る

項目 説明

インサート種類

配置するインサートの種類を以下の8種類から選択します。

記号サイズ[mm]

配置するインサートの半径を入力します。

プロッタ出力したときの実寸を入力します。

ボルトサイズ

配置するインサートのボルトサイズを[3/8][1/2][5/8]から選択します。

配置方法

インサートの配置方法を選択します。[切替]ボタンでも切り替えられます。

  • [手動]: 位置を指定して配置します。
  • [半自動]:指示した配置位置から、配管またはダクトに垂線をおろした位置に配置します。
  • [自動]:指定した配置位置を基準として、[配置間隔][継手間隔]の設定に従って配置します。

[半自動]または[自動]で配置した場合は、以下のように配置されます。

  • 配管および丸ダクト:中心線上に配置されます。
  • 角ダクト: ダクトの両側に配置されます。

継手間隔

継手の接続点からインサートまでの距離を入力します。

[配置方法]で[半自動]または[自動]を選択した場合に設定できます。

余裕(2点支持)

角ダクトにインサートを配置する場合に、ダクトとインサートとの配置間隔を入力します。

[配置方法]で[半自動]または[自動]を選択した場合に設定できます。

支持点数

(ラック、ダクト(電気)、バスダクト)

ラック、ダクト(電気)、バスダクトのインサートの配置方法を選択します。[切替]ボタンでも切り替えられます。

[配置方法]で[半自動]または[自動]を選択した場合に設定できます。

  • [自動]:指定した配置位置を基準として、[配置間隔][継手間隔]の設定に従って配置します。
  • [1点支持]:中心にインサートを配置します。
  • [2点支持]:両側にインサートを配置します。

支持点数

(照明器具)

照明器具のインサートの配置方法を選択します。[切替]ボタンでも切り替えられます。

[配置方法]で[半自動]または[自動]を選択した場合に設定できます。

  • 1点支持:接続点にインサートを配置します。
  • [2点支持]:接続点を基準として、[取付間隔(長辺)]で設定した間隔で両側に配置します。
  • [4点支持]:接続点を中心として、[取付間隔(長辺)]と[取付間隔(短辺)]で設定した間隔で4方に配置します。長辺と短辺の長さが同じ場合は、電気シンボル配置時の[長さ(L)]の方向が長辺方向になります。

取付間隔(長辺)

2点支持または4点支持でインサートを配置する場合に、インサートの配置間隔(長辺)を入力します。

[照明器具]の[支持点数]で[2点支持]または[4点支持]を選択した場合に設定できます。

取付間隔(短辺)

4点支持でインサートを配置する場合に、インサートの配置間隔(短辺)を入力します。

[照明器具]の[支持点数]で[4点支持]を選択した場合に設定できます。

インサートを配置します。

[コマンドプロパティ]で以下の設定をしている場合を例に、ダクトへのインサートの配置方法を説明します。

  • [継手間隔]を「100」に設定
  • [余裕(2点支持)]を「100」に設定

インサートを配置するダクトをクリックします。

右クリックまたは[Enter]キーを押し、確定します。

基準となるダクトをクリックします。

系統選択している場合は指示したダクトの直管が対象となります。

配置位置をクリックします。

インサートが配置されます。

他の配置位置をクリックすると、続けてインサートが配置されます。

インサートを自動配置する

FILDER SiXで作図した配管、ダクト、ラック、照明器具など、設備情報がある部品に対して、自動でインサートを配置できます。

[インサート]コマンド()をクリックして実行します。

コマンドの実行方法を見るコマンドの実行方法を見る

コマンドの実行方法

[衛生]タブ>[スリーブ]プルダウンメニュー>[インサート]

[空調]タブ>[スリーブ]プルダウンメニュー>[インサート]

[ダクト]タブ>[スリーブ]プルダウンメニュー>[インサート]

[電気]タブ>[スリーブ]プルダウンメニュー>[インサート]

[コマンドプロパティ]が表示されます。

[配置方法]で[自動]を選択し、その他の項目を設定します。

項目説明を見る項目説明を見る

項目 説明

インサート種類

配置するインサートの種類を以下の8種類から選択します。

記号サイズ[mm]

配置するインサートの半径を入力します。

プロッタ出力したときの実寸を入力します。

ボルトサイズ

配置するインサートのボルトサイズを[3/8][1/2][5/8]から選択します。

配置方法

インサートの配置方法を選択します。[切替]ボタンでも切り替えられます。

  • [手動]: 位置を指定して配置します。
  • [半自動]:指示した配置位置から、配管またはダクトに垂線をおろした位置に配置します。
  • [自動]:指定した配置位置を基準として、[配置間隔][継手間隔]の設定に従って配置します。

[半自動]または[自動]で配置した場合は、以下のように配置されます。

  • 配管および丸ダクト:中心線上に配置されます。
  • 角ダクト: ダクトの両側に配置されます。

配置間隔

インサートの配置間隔を入力します。

[配置方法]で[自動]を選択した場合に設定できます。

余り距離がある場合:
自動でインサートを配置した場合に、継手間隔の位置に配置されているインサートとの間に余りの距離が生じたときは、配置間隔に余りの距離を加えて2等分した位置にインサートが配置されます。

配置パターン

インサートの配置パターンを[間隔優先][均等割]から選択します。

[配置方法]で[自動]を選択した場合に設定できます。

配置間隔丸め

[配置パターン]で[均等割]を選択した場合の配置間隔を入力します。

[配置方法]で[自動]を選択し、[配置パターン]で[均等割]を選択した場合に設定できます。

継手間隔

継手の接続点からインサートまでの距離を入力します。

[配置方法]で[半自動]または[自動]を選択した場合に設定できます。

余裕(2点支持)

角ダクトにインサートを配置する場合に、ダクトとインサートとの配置間隔を入力します。

[配置方法]で[半自動]または[自動]を選択した場合に設定できます。

支持点数

(ラック、ダクト(電気)、バスダクト)

ラック、ダクト(電気)、バスダクトのインサートの配置方法を選択します。[切替]ボタンでも切り替えられます。

[配置方法]で[半自動]または[自動]を選択した場合に設定できます。

  • [自動]:指定した配置位置を基準として、[配置間隔][継手間隔]の設定に従って配置します。
  • [1点支持]:中心にインサートを配置します。
  • [2点支持]:両側にインサートを配置します。

L分岐

L分岐へのインサートの配置方法を、[配置しない][配置する][中心に配置]から選択します。[切替]ボタンでも切り替えられます。

[配置方法]で[自動]を選択した場合に設定できます。

T、X分岐

TまたはX分岐にインサートを配置するかどうかを選択します。[切替]ボタンでも切り替えられます。

[配置方法]で[自動]を選択した場合に設定できます。

支持点数

(照明器具)

照明器具のインサートの配置方法を選択します。[切替]ボタンでも切り替えられます。

[配置方法]で[半自動]または[自動]を選択した場合に設定できます。

  • 1点支持:接続点にインサートを配置します。
  • [2点支持]:接続点を基準として、[取付間隔(長辺)]で設定した間隔で両側に配置します。
  • [4点支持]:接続点を中心として、[取付間隔(長辺)]と[取付間隔(短辺)]で設定した間隔で4方に配置します。長辺と短辺の長さが同じ場合は、電気シンボル配置時の[長さ(L)]の方向が長辺方向になります。

取付間隔(長辺)

2点支持または4点支持でインサートを配置する場合に、インサートの配置間隔(長辺)を入力します。

[照明器具]の[支持点数]で[2点支持]または[4点支持]を選択した場合に設定できます。

取付間隔(短辺)

4点支持でインサートを配置する場合に、インサートの配置間隔(短辺)を入力します。

[照明器具]の[支持点数]で[4点支持]を選択した場合に設定できます。

インサートを配置します。

ケーブルラックへの配置例ケーブルラックへの配置例

[コマンドプロパティ]で以下の設定をしている場合を例に、ケーブルラックへのインサートの配置方法を説明します。

  • [余裕(2点支持)]を「100」に設定
  • [支持点数]で[2点支持]を選択

インサートを配置するラックを選択します。

始点をクリックし、終点をクリックします。

右クリックまたは[Enter]キーを押し、確定します。

配置基点をクリックします。

インサートが配置されます。

照明器具への配置照明器具への配置

[コマンドプロパティ]で以下の設定をしている場合を例に、照明器具へのインサートの配置方法を説明します。

  • [支持点数]で[2点支持]を選択
  • [取付間隔(長辺)]を「600」に設定

インサートを配置する照明器具を選択します。

右クリックまたは[Enter]キーを押し、確定します。

インサートが配置されます。