配管の管割長を変更する

配置した直管を定尺割りします。以下のコマンドから実行できます。

  • [管材定尺割り]コマンド:管割長と最低管長を指定して直管を定尺割りし、ソケットなどの継手を配置できます。
  • [定尺再管割り]コマンド:指定した範囲の鋳鉄管の直管を定尺割りできます。

直管を定尺割りする(管材定尺割り)

[管材定尺割り]コマンド(管材定尺割りアイコン)をクリックして実行します。

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コマンドの実行方法

[衛生]タブ>[配管口径変更]プルダウンメニュー>[管材定尺割り]

[空調]タブ>[配管口径変更]プルダウンメニュー>[管材定尺割り]

定尺割りする直管をクリックします。

右クリックまたは[Enter]キーを押し、確定します。

[配管管割設定]ダイアログが表示されます。

[管割長][最低管長][発生継手]の設定を変更し、[OK]ボタンをクリックします。

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項目 説明

管割長

定尺割りする配管の長さを入力します。

最低管長

配管を定尺割りする際の長さの下限値を入力します。[管割長]の半分より小さい値を入力してください。

発生継手

定尺割りした配管に挿入する継手の種類を選択します。

[参照]ボタン

図面上の配管の長さを読み取る場合にクリックします。図面上の配管をクリックすると、読み取った長さが[配管管割設定]ダイアログの[管割長]に入力されます。 

定尺割りの開始位置をクリックします。

直管が定尺割りされ、[発生継手]で選択した継手が配置されます。

[発生継手]で選択した継手が継手マスターに登録されていない場合や、該当する口径の継手がない場合、継手は配置されません。

鋳鉄管・TRダクトの管割長を変更する(定尺再管割り)

[衛生]タブの[配管口径変更]プルダウンメニューから[定尺再管割り]コマンド(定尺再管割りアイコン)をクリックして実行します。

定尺割りする鋳鉄管の開始部品と終了部品をクリックします。

[鋳鉄管定尺移動]ダイアログが表示されます。

[定尺長]で定尺割りする鋳鉄管の長さを選択し、[OK]ボタンをクリックします。

再度[鋳鉄管定尺移動]ダイアログが表示された場合

指定した鋳鉄管の長さが[定尺長]で選択した長さで割り切れない場合は、再度表示された[鋳鉄管定尺移動]ダイアログで、残りの距離に配置する鋳鉄管の長さを設定します。

残りの距離に配置する鋳鉄管の長さを、[定尺長]で選択、または[長さ]に入力します。

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項目 説明

残り距離

指定した鋳鉄管の長さのうち、[定尺長]で選択した長さで割り切れずに残った距離が表示されます。

定尺長

[残り距離]の距離に対して、定尺割りする鋳鉄管の長さを選択します。

長さ

[残り距離]の距離に対して、定尺割りする鋳鉄管の長さを入力します。

[OK]ボタンをクリックします。

開始部品から終了部品までの区間で、選択した定尺長の鋳鉄管が配置されます。

  • 再管割りにより、変更区間の配置距離が変わる場合は、接続されている継手部品が移動します。
  • 移動した継手部品に直管が接続されている場合、接続方向が移動方向と同じときは直管が伸縮されて接続が維持されます。接続方向が異なるときは、継手部品の移動によって接続が途切れます。