OLEオブジェクトを貼り付ける
FILDER SiXはOLEオブジェクト機能に対応しています。Microsoft Word・Excelなど別のアプリケーションで作成したデータを、原寸大または大きさを指定して貼り付けることができます。
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OLE(Object Linking and Embedding)とは、Windows環境において、別のアプリケーションで作成した表や図面データなどをリンクして埋め込み、アプリケーション間で貼り付けや編集ができる機能のことです。 |
OLEオブジェクトを原寸大で貼り付ける
Excelなどのアプリケーションを開いて貼り付けるデータを選択し、コピーコマンドを実行します。
例:Excelの場合は、コピーするセルを範囲指定し、右クリックして表示されるメニューの[コピー]をクリックします。

FILDER SiXの[ツール]タブで[OLE原寸貼付け]コマンド(
)をクリックして実行します。

貼り付ける位置の左上をクリックします。

原寸大でデータが貼り付けられます。

OLEオブジェクトの大きさを指定して貼り付ける
Excelなどのアプリケーションを開いて貼り付けるデータを選択し、コピーコマンドを実行します。
例:Excelの場合は、コピーするセルを範囲指定し、右クリックして表示されるメニューの[コピー]をクリックします。

FILDER SiXの[ツール]タブで[OLE原寸貼付け]プルダウンメニューから[OLE領域貼付け]コマンド(
)をクリックして実行します。

貼り付ける領域の左下、右上の順にクリックします。

指定した大きさでデータが貼り付けられます。

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貼り付けたデータをマウスでドラッグ&ドロップすると、配置位置を変更できます。
貼り付けたデータをFILDER SiX図面から削除するには、データをクリックし、[Delete]キーを押します。
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貼り付けたデータは、FILDER SiX上で編集することもできます。OLEオブジェクトの編集方法について、詳しくは以下を参照してください。 |
OLEオブジェクトを貼り付けたときは
- OLEオブジェクト貼り付けで貼り付けた画像データを含む図面は、FILDER SiXの図面ファイル形式(*.dsx)で保存してください。その他のファイル形式では、OLEオブジェクト部分は保存されません。
- OLEオブジェクトを貼り付けた場合は、Windows用のプリンタドライバでのみ印刷できます。HPGL / MHGL形式で印刷した場合は、OLEオブジェクト部分は印刷されません。

