拾い(集計)を行う
図面に描かれている配管・ダクト・器具・機器から、見積りに必要な集計(拾い)を行います。
設備属性のある配管・ダクト・機器・器具が対象です。図面内に作図されていない情報を拾いたい場合は、[部材情報付シンボル]コマンドから配置してください。
拾いを行う
[見積連動]タブの[拾い]コマンド(
)をクリックして実行します。

[拾い]ダイアログが表示されます。
[選択条件(設備種類)]を選択します。

| 項目 | 説明 |
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[ALL]ボタン |
すべての配管・ダクト・電気・機器を対象とします。 |
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[空調配管]ボタン |
空調配管のみを対象とします。 |
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[衛生配管]ボタン |
衛生配管のみを対象とします。 |
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[ダクト]ボタン |
ダクトのみを対象とします。 |
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[電気]ボタン |
電気のみを対象とします。 |
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[その他]ボタン |
機器のみを対象とします。 |
[>]ボタンをクリックします。

[拾い]ダイアログの右側に工事項目欄が表示されます。
工事項目を設定します。
工事項目は、[空調配管]~[共通項目]の項目ごとに選択・入力できます。
[選択条件(設備種類)]で[ALL]以外を選択している場合は、選択した選択条件の右側の工事項目と[共通項目]が入力できます。

右端の[…]ボタンをクリックすると、[工事項目リスト設定]ダイアログが表示され、工事項目を追加できます。

集計する部品の範囲を選択します。

右クリックまたは[Enter]キーを押し、確定します。
[内容表示]ダイアログが表示され、拾いで集計した部品の一覧が表示されます。
[拾い表出力]ボタンをクリックします。

| 項目 | 説明 |
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集計結果 |
集計した結果が表示されます。 |
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[更新]ボタン |
集計結果を更新します。 |
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[表示切替]ボタン |
[表示切替]ダイアログが表示され、集計結果に表示する項目の表示・非表示を切り替えられます。
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[拾い表出力]ボタン |
集計結果をExcel形式で保存します。 |
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[一括削除]ボタン |
集計結果をすべて削除します。 |
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[保存終了]ボタン |
集計結果を保存して終了します(図面と同じフォルダに、拡張子.mdbで保存されます)。保存すると、次に[拾い]コマンドを実行した場合に、今回の内容で[内容表示]ダイアログが表示されます。 |
[拾い表タイトル設定]ダイアログが表示されます。
必要に応じて拾い表のタイトルを入力し、[OK]ボタンをクリックします。
タイトルは、[タイトル1]~[タイトル3]の3種類を入力できます。

[名前を付けて保存]ダイアログが表示されます。
ファイルの保存場所やファイル名を指定し、[保存]ボタンをクリックします。

確認ダイアログが表示されます。
[OK]ボタンをクリックします。

[内容表示]ダイアログの[保存終了]ボタンをクリックします。

拾いの集計結果が保存され、[内容表示]ダイアログが閉じます。
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FILDER SiX形式の図面と同じフォルダに「(図面名).mdf」が自動作成されます。拾い集計の結果が保存されているため、削除しないでください。拾い集計の結果をリセットしたい場合にのみ、削除してください。 |
電線の長さを表示する
拾いで集計された電線の長さを表示します。[拾い]コマンドを実行した後に使用できます。
電線の長さを表示する部材に[拾い]コマンドを実行します。
[見積連動]タブの[電線長さ表示]コマンド(
)をクリックして実行します。

電線に長さが表示されます。

[電線長さ表示]コマンドをクリックするたびに、長さの表示・非表示が切り替わります。
