盤図のみを作成する

電気平面図がない場合、盤図のみを作成できます。

[電気]タブの[盤図]コマンド(盤図アイコン)をクリックして実行します。

[操作1:盤図の作成方法を選択]ダイアログが表示されます。

[空の回路情報を作成する]を選択し、設定する回路の数を入力します。

[次へ]ボタンをクリックします。

[操作3:盤の情報を入力]ダイアログが表示されます。

盤の情報を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。

以下の図では、各情報の設定で図面に表示されるシンボルの例を示しています。

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項目 説明

幹線情報

幹線の情報を入力します。

主開閉器

主開閉器の情報を入力します。

太陽光発電(遮断器)

太陽光発電設備がある場合は、太陽光発電設備の情報を入力します。

電気温水器(遮断器)

電気温水器がある場合は、電気温水器の情報を入力します。

[操作4:回路情報入力・編集]ダイアログが表示されます。

回路情報を入力します。

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項目 説明

[並び替え]ボタン

回路区分、回路番号に基づいて回路を並べ替えます。

[自動採番]ボタン

選択している範囲の行の回路番号を、範囲の先頭の回路番号からの連番になるよう振り直します。

例えば、最初の行の回路番号を変更した場合に、以降の行の回路番号が連番になるようにするには、[すべて選択]ボタンをクリックしてすべての行を選択し、[自動採番]ボタンをクリックします。

一部の範囲だけを自動採番するには、範囲をドラッグして選択するか、[Shift]キーを押しながら範囲の最初と最後の行をクリックして選択し、[自動採番]ボタンをクリックします。

[行複写&追加]ボタン

選択している行を複写し、行を追加します。

[追加]ボタン

末尾に行を追加します。

[削除]ボタン

選択している行を削除します。

[すべて選択]ボタン

すべての行を選択します。

[編集]ボタン

選択している行の回路情報が[回路情報編集]ダイアログに表示され、回路の情報を編集できます。

[回路情報][遮断器情報]を入力し、[OK]ボタンをクリックします。

(1)回路情報

回路情報の一覧です。

  • [回路区分]:[分岐](主開閉器の後の回路)または[防災](主開閉器の前の回路)から選択します。
  • [番号]:盤図で割り振られる左右の番号が自動採番されます。
  • [回路記号]:クリックすると記号の種類を選択できます。
  • [回路番号]:回路番号を入力します。[自動採番]ボタンで自動採番できます。
  • [負荷名称]:負荷名称を入力します。
  • [電圧]:電圧を入力します。
  • [合計負荷容量]:合計負荷容量を入力します。
  • [単位]:[VA]または[kW]から選択します。
  • [遮断器]:遮断器の種類を入力します。
  • [極数]:遮断器の極数を入力します。
  • [素子数]:遮断器の素子数を入力します。
  • [AF]:遮断器のAFを入力します。
  • [AT]:遮断器のATを入力します。
  • [備考]:必要に応じて任意の内容を入力します。

[↑][↓]ボタン

選択している行を上下に移動します。

[盤図形状選択]ボタン

[盤図の形状を選択]ダイアログで、盤図の形状を設定できます。

[ファイルに出力]ボタン

回路情報をCSVファイルとして保存します。

[戻る]ボタン

前の手順に戻ります。

[盤図確認・配置]ボタン

設定した盤図を仮表示し、図面に配置します。

新規図面

カレント図面

盤図を新規図面に配置するか、カレント図面(現在表示している図面)に配置するか選択します。

  • [新規図面]:新規図面(〇〇_盤図.dcd)が開き、盤図のみが別図面に貼り付けられます。 この場合、ここまで設定した盤図の情報は設定を行った図面(平面図)に保持されているため、両方の図面を保存してください。
  • [カレント図面]:現在開いている図面(平面図)に盤図が貼り付けられます。ここまで設定した盤図の情報と盤図は同一ファイルに保存されます。

キャンセル

設定を取り消し、[操作4:回路情報入力・編集]ダイアログを閉じます。

盤図の形状を選択する場合盤図の形状を選択する場合

[盤図形状選択]ボタンをクリックします。


[盤図の形状を選択]ダイアログが表示されます。

[形状選択][配置設定]を設定します。

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項目 説明

形状選択

[防災回路][太陽光発電][電気温水器]の[あり]または[なし]を設定します。ダイアログ下側のプレビューの表示は、設定に応じて切り替わります。

配置設定

分岐、ニュートラルスイッチ、総合計負荷容量の配置の有無をチェックボックスで設定します。

[OK]ボタンをクリックします。


[盤図の形状を選択]ダイアログが閉じます。

[新規図面]または[カレント図面]を選択し、[盤図確認・配置]ボタンをクリックします。

現在開いている図面内に盤図を配置する場合は、[カレント図面]を選択します。

[新規図面]を選択した場合、新規図面が開き、盤図のみを配置できます。その場合、登録した内容は現在の図面に残るため、両方の図面を保存する必要があります。

盤図が仮表示されます。

仮表示を見ながら位置を確認し、配置する位置でクリックします。

盤図が図面に配置されます。

[盤図形状選択]ボタンで表示される[盤図の形状を選択]ダイアログで[総合計負荷容量を配置する]にチェックを付けた場合は、盤図の配置後に総合計負荷容量の配置位置も指定します。

  • 続けて他の盤図を作成する場合は、新規に図面を作成してから盤図を作成してください。同一図面ファイルで盤図を作成すると、最後に作成した盤図の情報のみが保存されます。
  • 作成した盤図の情報は、図面ファイルと同じフォルダに「(図面名)_盤図.mdfd」というファイル名で保存されます。このファイルの削除や移動は行わないでください。