コンクリート打込図を作成する

エンド記号が付いた配線や電気シンボルに接続された配線から、コンクリート内の配線を自動判定し、コンクリート打込図を作成します。

適切なコンクリート打込図を作成するため、以下の点に注意してください。

  • 電気シンボルは、高さを設定してください。
  • 配線を電気シンボルから盤まで接続してから省略記号を付加してください。
  • インサートは、事前にインサート図からコピーするか、配置してください。

[電気]タブの[コンクリート打込図]コマンド(コンクリート打込図アイコン)をクリックして実行します。

確認ダイアログが表示されます。

[はい]ボタンをクリックします。

コンクリート打込図に不要な電気シンボルや配線を削除するため、現在の図面を別のファイルとして事前に保存します。

[名前を付けて保存]ダイアログが表示されます。

名前を入力し、[保存]ボタンをクリックします。

コンクリート打込図にする部品の範囲を選択します。

個別にクリックして指示することもできます。

コンクリート打込図を作成すると、寸法線は削除されます。図面に必要な寸法線は選択しないでください。

右クリックまたは[Enter]キーを押し、確定します。

コンクリート打込図が作成されます。

作成されたコンクリート打込図では、電気シンボル(インサート付きと盤は除く)が削除され、コンクリート内と判断された配線が残ります。

配線に接続された電気シンボルの位置には、コンクリートボックス、アウトレットボックスが寸法線付きで配置されます。また、サイズ記号は配管種類と配管サイズのみになります。

インサートが配置されている電気シンボルがある場合、[表示する器具]シートが作成され、電気シンボルは[表示する器具]シートに移動します。