[部材発生条件]タブ

配管作図時に、部品を発生させる条件を設定します。配管端部にどのようなタイプの部品を発生させるかや、異径の設定、90°曲りの箇所に発生させる部品などを設定します。

項目 説明

90度曲り部品発生モード

曲り部分に発生させる部品を選択します。ただし、用途が汚水、雑排水以外は、選択に関係なくエルボが配置されます。

  • [すべてエルボ]:すべての曲り部分にエルボを配置します。
  • [すべてTY+キャップ]:すべての曲り部分に、流れ方向に合ったティーズを配置し、そのティーズの入口点に[継手マスター]タブで登録されたキャップ部品を接続します。
  • [配置時に問い合わせ]:曲り部品の配置時にダイアログが表示され、エルボとTY+キャップのどちらを配置するかを設定できます。

異径部品発生モード

主管で口径の異なる配管を接続する場合、異径部品で接続するか、またはレデューサを配置して接続するかを設定します。ただし、口径に対応する部品がないときはレデューサを配置して接続されます。

  • [自動判別する]:配管の口径を判別して、対応する異径部品がある場合は異径部品を配置し、口径に対応する異径部品がない場合はレデューサを配置して接続する場合はチェックを付けます。チェックを付けない場合は、指定した主口径のサイズにより設定されます。
  • [主口径が~mm以下の時異径エルボにする]
    [主口径が~mm以下の時異径ティーズにする]
    [主口径が~mm以下の時異径クロスにする]:主管の口径値が、指定した値以下のときには異径のエルボ、ティーズ、またはクロスを配置し、指定した値より大きいときは、レデューサを配置します。
    すべてレデューサを使用する場合は、「0」を入力します。
  • [レデューサ・継手間距離]:継手の接続点からレデューサの配置位置までの距離を入力します。

上流端部品発生モード

上流側の端部部品の発生方法を選択します。ただし、用途が汚水、雑排水以外は、端部品について確認されません。

  • [口径問い合わせにより継手部品発生]:口径の確認ダイアログが表示され、入力された口径値により配置する上流端部品が決定されます。
    • [上口径のみ数値入力]:上向きエルボが作図されます。
    • [下口径のみ数値入力]:下向きエルボが作図されます。
    • [両方数値入力]:上下向きティーズが作図されます。
  • [端部品なし]:端部に部品を作図しません。
  • [端点毎に問い合わせ]:端点ごとにダイアログが表示され、端部品発生モードを選択できます。
  • [端部品自動発生]:上流端部に排水金物(床上掃除口非防水層用、床上掃除口防水用)が作図されます。排水金物は、自動的に絶対高さ0.0mmに配置されます。配置高さを指定する場合は、[端部品高さ問い合わせする]にチェックを付けます。排水金物に接続する立ち上がりの経路線が作図されていない場合は、配管部品の自動配置時に経路線の端部に曲り部品と立方向の直管が自動発生され、排水金物に接続されます。
  • [端部品高さ問い合わせする]:[上流端部品発生モード]を[端部品自動発生]にした場合、排水金物に高さを入力して配置するときにチェックを付けます。排水金物の発生時にダイアログが表示され、配置高さを設定できます。
  • [端部品なし]以外の項目を選択した場合は、配管を作図した後で[流れ付加]コマンドを実行する必要があります。
  • [端部品なし]を選択した場合でも、配管を作図するときに配管作図の[コマンドプロパティ]で[端部品]を設定しながら作図できます。

下流端部品発生モード

下流側の端部部品の発生方法を選択します。

  • [口径問い合わせにより継手部品発生]:口径の確認ダイアログが表示され、入力された口径値により配置する下流端部品が決定されます。
    • [上口径のみ数値入力]:上向きエルボが作図されます。
    • [下口径のみ数値入力]:下向きエルボが作図されます。
    • [両方数値入力]:上下向きティーズが作図されます。
  • [端部品なし]:端部に部品を作図しません。
  • [端点毎に問い合わせ]:端点ごとにダイアログが表示され、端部品発生モードを選択できます。
  • [端部品なし]以外の項目を選択した場合は、配管を作図した後で[流れ付加]コマンドを実行する必要があります。
  • [端部品なし]を選択した場合は、[エルボ]コマンドを実行し、配管に個別にエルボを接続できます。

機器と接続する枝管を鉛管にする

機器と接続する枝管を鉛管にする場合にチェックを付けます。

「自由な曲り」の半径

曲り部分が自由な配管を作図する際の、曲り部品の半径を設定します。

  • [自動調整(指示位置に合わせ半径を小さくする)]:配管の位置関係に応じて、半径を自動的に調整します。
  • [固定(指定した半径で作図する)]:配管作図の[コマンドプロパティ]の[半径]で入力した半径が適用されます。

[OK]ボタン

設定内容を実行する場合にクリックします。

[キャンセル]ボタン

設定内容を取り消す場合にクリックします。

[ヘルプ]ボタン

FILDER SiXのヘルプを確認する場合にクリックします。