用語集
本マニュアルで使用している用語のうち、一般になじみのないものについて解説しています。わからない用語があったときに参照してください。
FILDER SiX用語
| 項目 | 説明 |
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仮表示 |
FILDER SiXで、作図、移動、複写などの際に表示される、確定前の形や位置のことです。 |
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コマンドキャンセル |
FILDER SiXで、実行中のコマンドを中断または終了する操作です。
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コントロールポイント |
FILDER SiXの図面上に配置された図形や部品を伸縮、移動、回転、複写するときの基点となる記号です。図形や部品を選択すると、以下のように、機能ごとに異なる形状の記号が表示されます。
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座標アシスト |
FILDER SiXで部品や図形を配置する際、目標となる座標に配置しやすいようにガイドを表示する機能です。例えば、機器に配管を接続する際、接続点付近にカーソルを近づけると「接続点」などと表示されます。 |
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ピック確定 |
FILDER SiXで図面を編集中に、選択中の部品や図形などを目的の操作対象として決定する操作です。例えば、[複写]コマンドで図形をクリック後、図形以外の位置で右クリックまたは[Enter]キーを押すと、複写の操作対象として図形が確定(ピック確定)します。 |
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ピックキャンセル |
FILDER SiXで図面を編集中に、部品や図形などの選択を解除する操作です。
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ALL_IN |
FILDER SiXで部品や図形を選択する方法の1つで、マウスで指定した矩形の領域に全体が含まれている部品や図形を選択します。 |
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PART_IN |
FILDER SiXで部品や図形を選択する方法の1つで、マウスで指定した矩形の領域に一部でも含まれる部品や図形をすべて選択します。 |
CAD用語
| 項目 | 説明 |
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アイソメ図 |
アイソメトリック図の略称で、立体を斜めから見た視点で表示した図のことです。 |
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隠線処理 |
図面上の複数の配管や部品が重なる箇所で、後ろにある配管や部品を非表示や点線表示などで処理する方法のことです。 |
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干渉箇所 |
図面上の配管、ダクト、躯体(柱・壁・梁)の部品が物理的に重なり合ったり接触したりする可能性のある部分のことです。 |
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勾配機能 |
図面上で、部品や配管の傾きを付加する機能のことです。 |
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シンボル寸 |
印刷寸と同じ意味です。図面のスケールに関わらず一定の大きさで作図できます。 |
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姿図 |
建具・照明器具を含む建物の完成図面のことで、家具などの外観を示した図のことです。 |
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プロッタフォント |
単線で表示されるシングルストロークフォントのことで、単線描画のため、プロッタ(線を描くプリンタの一種)で効率的に線を描画でき、印刷速度を上げることができます。 |
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BIM |
Building Information Modelingの略。コンピューター上に現実と同じ建物の立体モデル(BIMモデル)をオブジェクトの集合体として再現し、よりよい建物づくりに活用していく仕組みです。設備機器には品番、メーカー、価格なども詳しく入れられるため、メンテナンスや資材管理にも活用できます。 |
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OLE |
Object Linking and Embeddingの略。複数のアプリケーションによって作成されたアイテムまたは「オブジェクト」を含むドキュメントを作成するための仕組みです。 |
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STEMデータ(ステムデータ) |
Stemとは、設備機器の仕様や性能、外形図などのデータを、メーカーと建設業界間で効率的に交換、活用することを目的として、C-CADECが開発した「設備機器ライブラリデータ交換仕様」の略称です。このうち「Stem機器コード」は、設備機器を特定するために規定されたコードです。 |
設備・建築用語
| 項目 | 説明 |
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アネモ |
アネモスタット(天井に設置する空調設備)を指し、丸型や角型の羽根を数枚重ね合わせたラッパのような形状をしています。吹き出し口から暖気・冷気が放射線状に吹き出されるように工夫されており、優れた空調設備として、ワンフロアのオフィスなど、広い空間で使われます。 |
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インサイド・アウトサイドベンドラック |
水平から垂直、垂直から水平への接続に使用するラックです。 |
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インサート |
天井から配管や配線を固定する際、吊り下げるためのボルトを固定する部品です。コンクリート打設前にセットしておく必要があります。 |
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エンド伏せ |
エンド部材を使用して、スラブ配管(鉄筋コンクリートで作られた構造床や屋根材などの基礎の下に埋め込む配管)の出口を作ることです。 |
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ケーブルラック |
ケーブルを乗せて敷設するためのラックです。 |
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芯々 |
建築図の場合は通り芯間の寸法を表し、配管の場合は継手の中心から継手の中心までの寸法を表します。 |
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スリーブ |
コンクリートを打設するときに、配管用の穴をあけるための筒です。 |
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スリーブ |
電気配線に用いる「スリーブ」は、配線を接続するための部品です。接続部分の保護材としての機能もあります。 |
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立上り、引下げ、素通し |
配線を別フロアに通すこと。上の階に向けた場合は「立上り」、下の階に向けた場合は「引下げ」、1階から3階のように途中の階をまたぐ場合は「素通し」と呼びます。 |
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ドン付け |
角ダクトに分岐管を取り付ける場合に、割り込みや円錐状の流路を仲介せずに、直接直角方向に分岐管と同一寸法のダクトで分岐する方法の略称です。 |
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バスダクト |
銅やアルミニウムの帯状導体を絶縁物で被覆するか、絶縁物で支持し、鉄あるいはアルミニウム板で製作された箱状のケースで納めた部品のことです。 |
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拾い出し |
工事に必要な材料の数や手間を算出する作業です。 |
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包絡処理 |
複数の壁が交差する場合の勝ち負けの処理を指します。例えば、内壁と外壁が交差する場合、結合箇所で優先して通す側の壁を「勝ち」として処理します。 |
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レースウェイ |
照明器具を取り付ける給電機能を持つ設備です。天井部分に照明器具を取り付ける場合に使用します。 |